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リラックスするからいいアイデアが出てくる

ゴルフが上手な人とラウンドした時のこと。 その人のショットを見ていると 《どこに力を入れているのだろう》 と思うほど力が入っていない。 よどみなくスッと振りぬくだけ。 にもかかわらず私たちより30ヤード以上飛んでいるのだ。 その人はゴルフ上達の秘訣として 「力まないでいかにリラックスしてスイングできるかポイントです」 と言っていた。 これは営業活動においても言えること。 何ヵ月も契約が取れなくなると 《どうしてもこのお客様だけは取るぞ!!》 と思うようになる。 そう思うこと自体はいいのだが、ガチガチに力むのはマズイ。 力が入り過ぎて知らず知らずのうちに強引になる。 そして、取れるはずのお客様から 「今回はやめておきます」 とお断りされるのだ。 逆に余裕がある時は 《このお客様に出来る限りのことをしよう》 とは思うが、絶対取ろうと強引にはならない。 自分自身もリラックスしている為、いいアイデアもひらめく。 結果的に契約になることが多い。 私自身、 《力まない方がいい》 と初めて感じたのは他人のお客様を相手にした時。 自分の成績にならないのだが、リラックスして話ができる。 驚くことにお客様は当時ダメ営業マンの私に向かって 「菊原さんのような優秀な営業マンに担当して欲しい」 と言っていたのだ。 ゴルフで力抜いた方が飛ぶように、営業も無駄に力まない方がいい。 その方が頭も働き、いい結果につながります。

 

仮想の自分とリアルな自分を比較してはならない

《いつかはこうなりたい》 このように理想を求めることは悪い事ではない。 理想があるからこそ、そうなりたいと努力もできる。 しかし、これが自分の個性とかけ離れてはならない。 私自身、長い間 《一瞬でお客様の心をつかみ、その場で契約を決める営業マンになりたい》 と思っていた。 百人に1人くらいはこういった人もいるのだろうが、私は違った。 結果、現実とのギャップに苦しむことになった。 あり得ない理想と今の自分を比較する。 これによって苦しんでいる人も多いだろう。 ただ、これはまだマシ。 さらに良くないのは、 “あり得ない自分と比較する” ということ。 過去の私はいろいろと後悔するタイプだった。 お客様との商談で失敗すれば 《あぁ、もう少し前にクロージングしておけばよかった。なんで結論を引き伸ばしてしまったのだろう・・・》 と悩んでいた。 その他にも 《あの時、Aの方法を選んでいればなぁ》 と戻れない過去をいつまでも思い悩んでいたものだった。 冷静に考えて欲しい。 “今現在Aを選択した自分など存在しない” 存在しない自分と比較して落ち込むことほど無駄なことはないのだ。 空想に勝る現実無し。 仮想した自分と比較して劣等感を持っても意味がないのだ。 失敗したり、間違った方を選択したもの含めて、それが今の自分。 仮想の自分ではなく今の自分を好きになって下さい。

 

独り占めを止めた瞬間ステージが変わる

今まで通信講座や個人コンサルティンクで多くの営業マンとお会いさて頂いた。 その中でどんどん結果を出し出世していく人がいる。 そして私を研修講師として呼んでくれたりする。 本当にありがたいこと。 このような人にはある特徴がある。 それは “いい情報は独り占めせず共有しよう” と言う考えを持っているということ。 営業レターに関しても 「これは絶対に効果があるので仲間とやってみます」 と仲間を巻き込んで実行する。 こうした人たちが数年後、所長になったり、部長になったり、専務になったりしている。 お会いするたびに 《思った通り結果を出して出世したなぁ》 と思う。 一方 「この方法は知られたくないので隠れて実行します」 と言う人もいる。 会社の事情で公表できない場合もあるが、 《独り占めしたい》 と言う気持ちの方が強い。 こういった人は結果を出すことは出すが、出世するスピードは遅いのだ。 皆と共有できるほど度量があるから売れるし、出世する。 また共有するから度量がつく、といったこともあるだろう。 女性より男性の方がいい物を隠そうとする性質があるという。 女性はいいお店を口コミするが、男性は隠れ家として楽しむ。 それはいいとしても、いい情報はどんどん共有した方がいい。 仲間や部下に 「このやり方はいいぞ」 と独り占めを止めた瞬間ステージが変わるのだ。 営業レター、このブログなどぜひ困っている人 「こんなやり方があるよ」 と教えてあげて欲しい。 その瞬間あなたは次のステージに上がっていきます。

 

苦手な人に対して攻撃的になっていないか?

ある先輩のこと。 その先輩は人気者。 とくに後輩からの受けがいい。 私もその先輩が好きで、よく一緒にランチや飲みに行っていた。 先輩は話題が豊富。 芸能界やスポーツはもちろんのこと、会社の人間関係にも詳しい。 「ここだけの話なんだけどさぁ」 と始まった時はみんな集中して聞いたものだった。 本当に話が面白い人で、しかも裏表の無い人。 皆の人気者だった。 しかし、先輩には天敵がいた。 それは店長。 直属の上司とだけは気が合わなかった。 そもそも先輩はお山の大将タイプ。 上からものを言われるのが好きではない。 という事もあり店長に対しては 「そんなこと言われても無理っすよ!」 と攻撃的な態度を取っていた。 どんな人も直属の上司を敵に回せば営業はやりにくくなる。 先輩は実力があったものの、力を発揮できなかった。 鏡の法則ではないが、相手に攻撃的に接していれば相手も攻撃的になる。 間違いなく良い関係にはなれない。 その店長だって会社から言われて 「こうしろ!」 と言っているだけかもしれない。 立場上仕方がない部分もある。 そう考えればそれほどまで敵視することはなかったと思う。 あなたにも苦手な人がいるかもしれない。 その人に対して攻撃的な態度を取っていないだろうか? 攻撃的に接すれば相手も攻撃的になるもの。 そうではなく相手の立場を考え、寛大に接してみる。 こちらの態度が変われば、苦手な相手ともいい関係になれます。

 

本とラーメンの情報に注意せよ

知人とお会いした時のこと。 知人は嬉しそうに 「この本面白いですよ」 と1冊の本を見せてくれた。 私はその場でスマホで検索し購入した。 その翌日、本が届いた。 さっそく読んでみたのだが、面白くない。 小説なのだが時代が現代ではないため、言葉が難しい。 内容もなかなか進まずイライラする。 そうとう我慢して読んだが、結局途中で諦めた。 過去のブログで 「どんな事からも学ぶことが大切」 と繰り返し言ってきたが、この本からはとうとう最後まで学ぶことが見つからなかったのだ。 友人と飲みにいった時のこと。 友人から 「あそこのラーメン屋は絶品だぞ」 と教えてもらった。 数日後に行ってみたのだが、驚くほどマズイ。 面は極太で 《これ間違っているんじゃないの?》 と思うほど味が濃い。 面を水で洗って食べたいくらいの味だった。 無理して食べたが、夕方まで胃がもたれた。 人それぞれ価値観は違うもの。 とくに本とラーメンは顕著に現れる。 注意しなければならない。 人から聞いた時に 「それってどのような感じですか?」 と探る必要があるのだ。 そうすれば回避できただろう。 本とラーメンに限らないが、人からの情報はすぐに鵜呑みにするのではなく情報を深堀する。 その方が相手も喜びますし、自分も時間をロスせずに済みます。

 

今日できる事を明日に伸ばすな

私の娘は少し前からチアダンスをはじめている。 チアダンスの大会は団体の他にソロの部があり、そこではスピーチがある。 しかも英語。 自己紹介した後に自分の好きな言葉を発表するというもの。 娘が選んだ言葉は 「今日できる事を明日に伸ばすな」 と言う英文。 数日前のブログでも 「原理原則は身近なところに」 と言った話をしたが、小学校で学ぶことはあなどれない。 むしろ難しいビジネス書より学ぶべきことがある。 「今日できる事を明日に伸ばすな」 という事は誰でも耳にしたことがある言葉。 ちょっと聞いた感じでは 《そんなの当たり前だ》 と思うだろう。 しかし、これが実際出来ている人がどれだけいるだろうか? 今現在、いろいろな人とお仕事をさせて頂いているが、期限を守らない人は驚くほど多い。 期限間近になってから 「すみません、今週は立て込んでいまして・・・」 などと言い訳をしてくる。 ただ、このように前もって連絡してくる人はまだ許せる。 中には連絡もせず、期限を過ぎる人もいるのだ。 私も過去には期限に間に合わなかったこともある。 その時は例外なく 《明日もあるし、今日はいいや》 と安易に先延ばししていた。 そして、明日が明後日になり、スケジュールギリギリになる。 そんな時に限ってトラブルやクレームが入り、どうにもならない状況に。 やれるときにやらなかった罰が当たったのだ。 これからも 「今日できる事を明日に伸ばすな」 と言う言葉を忘れないようにしたいと思います。

 

名社長の裏に名参謀あり

私の研修先はハウスメーカーが多い。 それと同じくらいビルダーや工務店からの依頼もある。 工務店の社長には凄い人がいる。 なかには1人で会社の7割の契約を取ってきているスーパー社長もいた。 さらには設計、施工にも口を出す。 《いったいいつ休んでいるんだろう》 と思うくらい多くの仕事をこなしている。 こういった社長はプレイヤーとしては素晴らしい。 文句のつけようがない。 しかし、管理者としては問題が見え隠れする。 自分の能力とモチベーションが高すぎることで、部下の気持ちがいまいち理解できていない。 売れない部下に対して 「なぜお客様のニーズがつかめないんだ!」 と怒ったり、現場でミスする社員に 「なぜそんなミスをするんだ!事前にチェックすれば何でもない事だろう!!」 と怒鳴りつけてしまう。 スバ抜けた能力の社長にはできない社員の気持ちなど分からない。 こういった会社ではなかなか社員は育たないのだ。 一方、うまくバランスの取れている会社もある。 そういった会社の社長もスーパー営業マンで凄い根性がある人の場合も多い。 しかし、違いは 《オレは売るのは得意だけど、マネージメントは苦手だ》 ということを知っているかどうか。 得意分野の戦略や営業活動は自分で行う。 それ以外の部下の管理などはマネージメント能力に長けた参謀に任せているのだ。 自分一人では間違いに気づかないこともある。 プロゴルファーもコーチをつけるようにアドバイザーを探しておくといい。 これは社長だけではなく営業マンでも言えること。 苦手な部分を相談できる先輩や上司を見つけておくようにしましょう。

 

嬉しくないお礼ハガキもある

ある商品を購入した時のこと。 担当営業マンには 「お礼状を送る営業マンは10%以下なんです」 と言う話をしておいた。 その営業マンは嬉しそうに 「私は絶対に出しますから」 と言っていた。 という事もあり、数日後にお礼ハガキが届いた。 宛名は印刷。 それはいいとして、問題なのはデザイン。 パット見は 《この時期に喪中の手紙か?》 と思うようなもの。 白黒の陰気くさい風景が印刷してあった。 さらに文字も全て印刷。 それも決まりきったもの。 もちろん手書きのメッセージもなければ顔写真も無い。 送らないよりマシだが、これではいい印象を与えることはできないだろう。 また別の商品を購入した時のこと。 封書で手紙が届いた。 開封してみると会長からのお礼文。 完全にコピーで何ひとつ感じるものは無かった。 おそらく事務の人がリストを見て機械的に送っているのだろう。 お礼状、お礼ハガキを送らないより送った方がいい。 だとしてもやはり工夫しなければ意味はない。 印刷、メッセージ無し、顔写真無しでは何も伝わらないのだ。 受け取る方はちょっとの工夫でも嬉しいもの。 本のひと手間かける人だけ結果を出せるのだと実感した出来事でした。

 

あれこれ考えすぎずに走りながら考える

あるビルダーに研修で呼ばれた時のこと。 その社長さんが私のことを気に入ってくれ研修を依頼してくれた。 担当窓口は社長ではなく営業部長。 しかしその部長は感じのいい人ではなかった。 こういった事はよくある。 言葉の端々にトゲがある感じ。 我慢しながらやり取りをしていた。 研修後の飲み会でのこと。 ほろ酔いの部長にこのような事を言われた。 部長「菊原さんは私にとって面白くない存在なんです」 私「面白くない存在ですか?」 部長「ええ、実は私も10年前に営業ブログをしていましてね。よく菊原さんのブログをチェックしていました」 私「そうでしたか」 部長「言っちゃなんですけど当時は私のブログの方がはるかに内容がありましたよ」 私「当時は愚痴ばっかり書いていましたから」 部長「当時は”たいした奴じゃない”と思っていたのですが、どんどん結果を出していく姿に嫉妬していたものです」 ここまでハッキリ言ってくる人は少ない。 会話のほとんどが嫌味なのだが、なぜか気分は良かった。 後日、部長のFBをチェックしたのだが、文章にセンスがある。 《確かに私のことを下に見るのも無理はない》 と感じた。 10年前 《とりあえず言いたいことと愚痴が書ければいい》 と思ってスタートした。 一日5アクセス以下。 時には自分以外の閲覧がゼロの日もあった。 それでも特に気にせずに更新し続けた。 それからアクセス数は増え、コメントももらえるように。 続けていくうちにだんだんと体裁もよくなっていった。 あれこれ考えて行動しないのではなく走りながら考えるのが一番なのだ。 私より能力も高く、頭のもよく、はるかに実績がある人もたくさんいる。 にもかかわらず、必要とされるのは続けたから。 これからも毎日更新し、少しでもお役に立ちたいと思っています。

 

何を伝えて、何を伝えないのか

通信講座の会員さんとのこと。 その営業マンは 「なかなかいい反応を得られません」 と言う。 私はさっそく”挨拶文”を送ってもらう事にした。 1つ1つチェックしていったのだが、読み進めるたびに 《この人ちょっとなぁ・・・》 と言う気持ちになってくる。 その理由はネガティブな自己紹介が多いから。 ・離婚 ・病気をしたこと ・仲間からの裏切り などなど。 《そんなこと言われてもなぁ・・・》 と思えることが散りばめられていた。 理由を聞くと 「本当の自分を知ってもらいたいから」 と言う。 確かに自己開示は必要だ。 人間的側面を伝え、お客様との距離感を縮めるのは営業レターの基本。 しかし、何でも伝えればいいというものでもない。 “何を伝えて、何を伝えないのか” ということを意識しなればならないのだ。 挨拶文を見て 《これはちょっといきすぎているな》 と言う内容のものはないだろうか? 自分では伝えたいことであっても相手がいい印象を持たない内容もある。 そういった事は極力排除した方がいい。 全てを伝えるのではなく 《この人に相談したい》 と思われる挨拶文にしましょう。

 

イラッとするチャラ男から気づきを得る事もある

ある勉強会に参加した時のこと。 その勉強会の講師は年齢はいっているのに、けっこうなチャラ男。 外見はもちろんのこと、しゃべり方も私の好みではなかった。 動きもおかしく、いちいちイラッとする。 ただ、耐えられたのは隣の人と話し合う時間が定期的に設けられていたという事。 その時間は非常に効果的だった。 隣の人とパートナーを組み、与えられた議題で話し合う。 そんなことを繰り返しているうちに面白くなっていく。 その中でも 「仕事とお金」 と言うテーマではとくによかった。 ベタなテーマではあったのだが、今までになくスタンス、考え方が自分でよく理解できたのだ。 最終的には 「この勉強会に参加してよかった」 とつくづく思った。 講師から話を聞いたことより、自分で話しているうちに考えがまとまることもある。 また何かがヒントとなり 《ああ、そうか!》 と自分で気が付くこともあるだろう。 そういった事の方がはるかに気付きがあるのだ。 会社では 《なんでこんな話を聞かなくてはならないんだ》 という事がある。 とくに会議なのでは多いもの。 そんな時に聞く耳を持たないのではなく 《この中に大きな気付きを得るためのヒントがあるかもしれない》 と思って聞いてほしい。 どんな嫌いな相手からも 《そうか、これだったか!!》 と気づくこともある。 どこで何が手に入るか分からないものです。

 

成功の原理原則は身近なところにある

以前、知人とお会いした時のこと。 その時はこんな話題になった。 知人「成功の原理原則と言うのがありますよね」 私「ええ、あると思いますが」 知人「それを何から学べば一番いいと思いますか?」 私「う〜ん。ドラッカーとか松下幸之助の本とかですかね」 知人「そんな小難しい本ではなくもっていい物がありますよ」 私「それは何ですか?」 知人「子供の教育本を見ればいいんです」 知人は真面目な顔で 「幼稚園で配られた、しつけ本みたいのが一番ですよ」 と言っていた。 このことだけはなんとなく記憶に残っていた。 つい先日、娘が1年生の時に配られた “学校ルールブック” と言うものを見つけた。 サラッとめくってみると1番目は “早寝早起きをする” と書いてある。 次の項目は “服装をちゃんとしよう” で、3番目は “いい事をしてもらったら「ありがとう」と言う” と言うものだった。 これは社会人でもバッチリあてはまる。 あなたの近くに 「早寝早起きで服装がキチンとしていて、感謝の気持ちを伝えられる人」 がいないだろうか? そう言った人は例外なく結果を出している。 成功の原理原則は身近なところにある。 そう感じた出来事でした。

 

営業活動がつまらないのは工夫が足りないから

昨日のブログで 「仕事だけする人、仕事以外も楽しむ人」 と言う話をした。 新幹線などの移動を楽しんでいた講師がこのような事を言っていた。 講師「私も昔は移動が苦痛でしてね」 私「そうだったのですか」 講師「なにごとも面白いところを見つけようとしなければ見つかりませんから」 私「確かにそうですね」 この言葉には大きくうなずいた。 どんな事も 《このことでの楽しみを見つけよう》 と思わなければ楽しさなど発見できないのだ。 これは営業活動でも言えること。 営業の仕事は楽しいばかりではない。 嫌な事があったり、苦痛な事もあるだろう。 もしあなたが、 《この仕事はつまらない》 と思っているのなら、それは 《工夫が足りないから》 と考えてみてはいかがだろうか? 高校時代のよく勉強する友人が 「問題集が2ページ終わったら塗りつぶすところがあるんだけど、これがいいんだよね」 と言っていた。 その時は 《そんなの何が楽しいんだ?》 と意味が分からなかった。 彼は工夫して自ら楽しみを見つけていたのだ。 営業活動がつまらないのは工夫が足りないから。 そう考えて何かいいアイデアを見つけてください。

 

仕事だけする人、仕事以外も楽しむ人

講師仲間とお会いした時のこと。 その講師は年間200講演以上している人。 毎日のように全国を飛び回っている。 その講師がこのような事を言っていた。 講師「いやぁ〜毎日移動ばかりできついですよ」 私「毎日は辛いですね」 講師「万年腰痛ですし、なにより移動時間が苦痛でたまりません」 私「それは大変ですね」 講師「まぁ、私たちの商売は移動が仕事みたいなものですから、仕方がないです」 この気持ちはよく分かる。 私自身はそんなに仕事を詰め込む方ではないが、仕事が重なると生活のリズムは狂い、腰も痛くなる。 私よりも何倍も過密スケジュールで何年もしている人は本当にすごいと思う。 それからしばらくして他の講師にお会いしたことがあった。 その講師は 「明日から大阪です。楽しみですねぇ」 と言っていた。 その講師はまず新幹線好き。 乗ること自体も好きだし、電車内の移動販売でものを買うのも好きだという。 私も結構好きだが。 さらに現地についてからは 「古墳まわりをしますよ」 と言っていた。 マニアックな趣味だと思ったが、仕事も移動も楽しんでいるように感じた。 仕事だけする人。 仕事と移動、そして観光まで楽しんでいる人。 どちらの方がいい人生だろうか? 間違いなく後者の方が楽しそうだ。 これからは研修はもちろんのこと、移動も楽しみたいと思います。

 

”老い”を感じた方がいい

大学時代の仲間飲みに行った時のこと。 今までは 「今日は朝まで飲むぞ!」 と言っていた連中も、夜12時近くなると 「明日、辛いからこの辺であがろう」 と言うようになる。 40歳を過ぎるとだんだんと無理がきかなくなる。 頑張って徹夜でもしようものなら、二日酔い。 ひどい時は三日酔いをくらう事になるのだ。 私自身、以前に比べると体力は落ちたと感じる。 運動していても 《動けなくなったなぁ》 と寂しく感じることもある。 私より10歳以上の先輩から 「若ぶるのではなく老いを感じた方がいい」 とアドバイスされたことがあった。 理由を聞くと 「その方が時間を大切にするようになるから」 と言う。 その時はピンとこなかった。 しかし、今はその意味が分かるようになった。 《老いを感じる》 ことで、今まで以上に時間を大切にするようになるのだ。 今さら言う事ではないが時間は限られている。 そして確実に減っていくもの。 1日1日、いや一瞬一瞬を無駄にしないように生きたいと思います。

 

”午後一”ではなく15分単位で考える

トップ営業マンの時のこと。 商談するお客様と契約後の打合せが多くなっていく。 土日に集中するときは、朝から夕方までぎっしりスケジュールが埋まることもあった。 こういった場合のお客様の遅刻は非常痛い。 時間が伸びてしまうと次のお客様にお待ちいただくという状況になってしまうのだ。 私はある時から1時間単位ではなく “15分単位” でアポイントを取るようにした。 お客様に対して 「13時15分から14時45分まで間取りにいいて打合せしましょう」 という具合にはじめと終わりの時間を決めていた。 こうすることで遅刻するお客様は劇的に減少した。 ヒマな時代は 「午後一でいいですよ」 とざっくり時間を決めていたものだった。 こう決めてしまうとお客様は何時に来るか分からない。 その間、新規のお客様との接客も出来なくなるのだ。 また次のアポイントまで15分間を空けた。 その方が精神的に余裕を持てる。 時間が多少伸びても対応できるのだ。 時間通りに商談が終わった時は、その15分で設計依頼をしてしまう。 その場で依頼することで 「うっかり忘れてしまった!」 というミスを防げる。 15分あれば結構な仕事ができるもの。 ざっくりと 「15時前後でいいですよ」 と時間を決めるのではなく 「15時15分に待ち合わせしましょう」 と決める。 その方がお互いに時間を有効活用できます。

 

過去の成功体験をいかに捨てられるか

以前ハウスメーカーの営業マンとお会いした時のこと。 その営業マンは 「どうしても営業レターが習慣化せず、もとのアポなし訪問に戻ってしまうんです」 という。 こういった人も少なからずいるだろう。 それからしばらくしてのこと。 その営業マンから 「やっと習慣ができるようになりました」 という報告を頂いた。 私は理由を聞いてみた。 私「どうして習慣化できるようになったのですか?」 営業「はるか昔なのですがお客様から”一番に来てくれたから決めたんです”言われたことがありましてね」 私「私にも経験があります」 営業「その成功体験を忘れることができなかったんですよ」 私「なるほど」 営業「冷静に考えみたら結構前の話ですし、確率も低いとやっと理解できたんです。それで営業レターを習慣化できるようになりました」 私自身も経験したことがある。 あるお客様から 「菊原さんは一番初めに来てくれたでしょ。だから決めたんです」 言われたことがあった。 その時は本当にうれしかった。 でもこれがお客様が契約を決めた本当の理由だろうか? 2,000万も3,000万もする住宅をそんなことで決めることはない。 おそらく、初めからある程度決めていて褒めるところが見つからないからそう言ってくれたのだろう。 とにかく、かなり確率の低い事であったことは間違いない。 人は何か成功した経験をした時 《これ以上リスクを取って他の方法に変える必要ない》 という衝動にかられる。 これはすべての生物が持っている本能的なものなのだ。 時々、その成功体験を頑なに守る必要があるのか? と問いかけてみてほしい。 過去の固定概念を捨てた瞬間、新しい世界が見えてくるものです。

 

魅力がないのは出し惜しみをするから

個人コンサルティングで営業マンとお会いした時のこと。 その営業マンにこう質問した。 私「どうして私にコンサルを依頼して頂いたのですか?」 営業「菊原さんを信用したからです」 私「どうして信用してもらったのでしょうか?」 営業「それはブログやメルマガ、出し惜しみしていないからです」 私「それが理由ですね」 営業「他の人のメルマガは途中まで書いておいて”続きはこちらへ→”ですからね。ほんとストレスが溜まりますし、何の魅力も感じません」 以前、研修依頼を頂いた社長からも 「菊原さんのブログは出しきっていて気持ちがいいです」 と言われたことがある。 本当に嬉しいこと。 出し惜しみせず、その時に思った事をすべて出しているのが信用につながっているものなのだと強く感じる。 これは営業でも言えること。 二流営業マンは 「これはとっておきだから後で伝えよう」 などと出し惜しみをする。 結果、その”とっておき”を披露する前に 「家づくりの計画は延期になったのでアポはキャンセルします」 となってしまう。 自分の魅力を発揮する前に敗戦してしまうのだ。 一流営業マンは出し惜しみをしない。 そのシーンで自分の持っているものを全て出しきる。 いつでもベストを尽くしているの。 だからこそいつもいい結果を出すことができる。 営業、ブログ、家族や友人との付き合い・・・ 全ておいて出し惜しみをせずにベストを尽くす。 ベストを尽くす人に必ずやいい結果が訪れます。

 

”ねばならない語”を使っていないか?

ある知人のこと。 その知人とは定期的に集まるグループでお会いする。 参加率は高いのだが、途中で帰る率も高い。 盛り上がっている時に 「これから打合せをしなくちゃならないんですよ」 と帰って行く。 その姿を見ては 《もうちょっと上手くスケジューリングすればいいのに》 と私は個人的には思っている。 それはいいとして、気になるのは知人の言葉使い。 仕事の話をするときに 「○日仕事になっちゃったのですよ」 だとか 「○○の仕事をしなければならないんです」 といった言い方をする。 どう聞いても前向きな感じがしないのだ。 そもそも私たち会社の属していない職種の人たちは仕事を頂けなくなったら終わりだ。 仕事を頂けると言うのは非常にありがたいことになる。 その仕事に対して 「ねばならない」 という言い方はしてはならないのだ。 これは営業活動でも言えること。 「これからポスティングしなければならない」 と言った瞬間に苦痛になる。 やらされ感が満載になるのだ。 そうではなく 「これから楽しみにしていたポイティングだ。運動不足だったのでちょうどいいぞ!」 と言ってみる。 同じことをするのであっても疲れ具合は全く異なるだろう。 普段の口癖の中に 「ねばならない」 というニュアンスの言葉を使っていないだろうか? そうした言葉に気がついたらすぐにプラスの表現に変えて欲しい。 それだけで結果は全く違ってきます。

 

迷ったときは両方やる

研修が終わった時のこと。 その時は営業レターの3回目の研修だった。 私は 「次回は接客の研修をしますね」 と予告して終わろうとした。 そんな時のこと。 1人の営業マンが手を上げ 「結果を出すためには営業レターと接客のどちらを取り組めばよろしいのですか?」 と質問してきた。 その質問に対して即座に 「両方取り組んでください」 と回答した。 営業レターと接客は “鶏が先か、卵が先か” と言ったようなもの。 接客を工夫しなければ営業レターは活きず、営業レターをマスターしなければ気持ちの余裕が持てず接客も上達しない。 私はそう考えている。 私の場合、営業レターの研究にのめり込んだが、接客をぞんざいにしていたわけではない。 営業レターを送りながらも 《何とかいい方法はないものか・・・》 と試行錯誤を繰り返していた。 話しは変わるが、私は本を買う時も 《どっちがいいかな?》 と迷った時は両方買うようにしている。 どちらをやろうか? と迷った時は両方チャレンジしましょう。

 

お客様が乗ってないと感じるのはいい事だが・・・

いる会社で研修をさせて頂いた時のこと。 普段は撮影はしないのだが、ワケあった録画することになった。 そのDVDを送ってもらった。 さっそく見たところ意外な事に気が付いた。 それは “ある瞬間から急に早口になっている” ということ。 テキストを読み返すと、ちょうどそのポイントで 《なんだか参加者が乗っていないな》 と言う感じがした。 講師の中には 「参加者の反応など気にならない」 と言う人もいるが、私は気になる方。 イマイチ乗っていなという空気に焦り、早口になってしまっていたのだ。 今後は注意したいと思う。 これは商談でも言えること。 お客様に説明をしているときに 《なんだかお客様は乗り気じゃないな》 と感じてしまう事があるだろう。 そう感じ取れる能力はあった方がいい。 ただ、そういった時は気持ちが焦りいろいろと説明しようとするのは問題。 あせりから、どんどん話すスピードが早くなり、より伝わらなくなるのだ。 接客をしている時、商談をしている時、 《なんかお客様が乗ってこないな》 と感じたら、一呼吸おいてゆっくり話をしてみる。 焦っていろいろ話をしてもより伝わらなくなるものです。

 

怒って納めるのが一番カッコ悪い

研修後の打ち上げでのこと。 そのテーブルは店長とその部下の営業マンの組み合わせ。 その二人は非常にいい関係で、部下と上司というより仲のいい友達のような関係だった。 部下の営業マンは照れることもなく 「最高の上司です」 と言っていた。 ほんと、絵に描いたように理想的な関係だ。 私は上司の方にこう質問した。 私「部下を指導するときのポイントは何だとお考えですか?」 上司「そうですね、怒らないでやる気を出させるという事でしょうか」 私「と言いますと?」 上司「怒ったり、威圧してやらせるのは”私はバカで策がありません”と言っているのと同じ事でしょ。それが一番カッコ悪いことですよ」 その上司は怒ることなく 《いかに部下がやる気になってくれるか》 を常に考えているという。 こうした上司ならばみんな喜んでついていくだろうなと感じた。 そう言えば子育て番組で 「めんどうくさいからと言って子どもを怒ってはならない」 と言っていたことを思い出す。 忙しい時、イライラしている時。 子供から 「これなに?」 と何か持ってきたとする。 その時にめんどうくさくなって 「うるさい!そんなもの持ってくるんじゃない!!」 と怒ってしまうのが一番ダメだという。 怒鳴ってその場を納めようするのは “私はバカで策がありません” と言っていると同じ事。 まずはそれ以外の方法で何とかできないかじっくり考えるようにしましょう。

 

有料であっても途中でやめる勇気を持つ

昨日のブログでは 「無料のものほど注意が必要」 と言う話をした。 少し前に部屋を片付けたのだが、無料でもらってきた雑誌やグッズがたくさん見つかった。 どれももらっただけで全く活用していない。 部屋のスペースを占領しているだけだったのだ。 無料だけのものに限らないが、 《これは自分に合わない》 と判断した時は、スパッと止める決断をすることも必要なこと。 つい先日知人が 「つまらない映画だったので途中で出てきちゃいましたよ」 と言っていた。 それを聞いた時は 《なんてもったいないことを》 と思っていた。 しかし、つまらなく自分に役立たないことに費やすことほどもったいないことはない。 昨日の繰り返しになるが、 “貴重な時間のロスする” こと以上に無駄はない。 無料のものはもちろんのこと、お金を払ったものでも同じこと。 例えば新刊を3冊購入したとする。 すべての本を一字一句読む必要はない。 著者の立場としては読んでほしいが・・・ 読んでいて 《これは私の考えとあわない》 と判断した時点で読むのを止めてもいい。 サッと読み飛ばし、その中の1行でも役立つ言葉が見つかれば儲けものなのだ。 一番貴重なのは限れている時間。 お金をかけたものであっても途中でやめる勇気を持つ。 その分空いた時間でもっと効果的な事に時間を使うようにしましょう。

 

一番もったいないのは時間をロスすること

ある人から 「○○のセミナーがあるので招待したいのですが」 という連絡を頂いた。 その日はちょうど東京に行く日であり、せっかくなので参加することにした。 参加してみると隣の席は私の知人。 知人も 「私も招待されましてね」 と話していた。 セミナーが始まった時のこと。 私はある事に気が付いた。 《あれ?話の内容はいいのにどうしてみんな集中していないのだろう?》 周りを見渡すと、スマホをいじっていたり、あからさまにパソコンでメールの返信をしている人などが非常目立ったのだ。 あとになって知ったのだが、参加者の半分は招待者。 という事は無料で来ている人ばかり。 こういったセミナーは無料だとどうしても気が緩む。 話を真剣に聞きながらも 《まぁ、無料だからなぁ》 と気が抜けてしまうのだ。 私の尊敬する知人がこんな事を話しれくれたことがあった。 知人「私は無料セミナーに参加したり、本を図書館で借りたりは絶対にしません」 私「どうしてでしょうか?」 知人「無料のセミナーはどうしても真剣に聞こうとしませんし、お金を払って買わなかった本は真剣に読もうとしませんから」 私「確かにそれはありますね」 知人「それこそ一番の時間の無駄なんですよ」 私「心当たりがあります」 知人「一番怖いのは時間を無駄にすることですから」 以前は図書館で本を借りてくることもあった。 時間をかけて5〜6冊選んでくる。 しかし、しっかり読むこともなく2週間たってしまいそのまま返すことも。 これでは図書館に行く時間、本を選ぶ時間などをそっくりそのまま無駄にすることになる。 セミナーだって参加費は無料だとしても、3時間は拘束されることになる。 シッカリ聞かなければ時間の無駄になるのだ。 一番もったいないのは時間をロスすること。 《無料だから》と参加するのではなく、 《本当に参加したい》《買ってまで読みたい》 と心から思えることに時間を使いましょう。

 

ちょっとした一言でトラブルを起こしてしまう人

編集者と飲んでいた時のこと。 こんな話をしてくれた。 編集者「実はある著者にブチ切れられ本の企画を潰してしまったんですよ」 私「それは大変でしたね」 編集者「いやぁ〜それにしても参りましたよ。原稿についてちょっと指摘しただけで激怒ですからね」 私「ちょっと指摘しただけで、ですか?」 編集者「そうなんですよ。まったく困ったものです」 編集者としては 《できる限りいい本をつくりたい》 と思う事は当然のこと。 だから時にはどうしても強めに 「この部分は書き直ししてもらわないと困ります!」 と言ってしまう事がある。 この時に “すんなり受け入れられる人” と逆に “激怒される人” に大きく分かれる。 その理由は何だろうか? この編集者は熱くいい編集者だと思う。 ただ、少しだけ上から目線のところも否めない。 人によっては 《こんないい方しなくてもいいのに》 とムカッとくることもあるのだ。 以前のブログにて 「いい事貯金をしたほうがいい」 と言った話をした。 普段からいい事をしていれば、ちょっとしたミスをしたとしても許される。 これは逆の事も言える。 普段から相手に対して 《なんだか知らないがこの人はムカッとくるなぁ》 という思いをさせてはならない。 そう言った鬱積が積み重なっていれば相手はいつかは爆発する。 些細な事、ちょっとした言葉がきっかけで相手がブチ切れたりするのだ。 相手に突然、切れられる人は普段の接し方や言葉使いに注して欲しい。 ムカつくこと→相手が喜ぶこと に変えていけば、ちょっとした失言をしても許してもらえるようになります。

 

お客様に対して興味を持っていると全身で表す

昨日のブログでは 「攻めるくらいの気持ちを人の話を聞く」 と言う話をした。 ほとんどの人がリアクションがない中、食い入るように聞いてくれたり質問してくれたりするのは嬉しい。 話し手にとってこういった存在の人は非常にありがたいのだ。 その営業マンは研修が終わった後でも質問をしてきた。 いくつか質問に答えた後、私はこう質問した。 私「○○さんはお客様に対してもたくさん質問をするのですか?」 営業「ええ、気になることはすぐ聞いちゃうタイプなんです」 私「それでお客様はどんな反応をしますか?」 営業「仲良くなれる人もいますが、たまに”なんであなたにそんなことを言わなくちゃならないんだ!”と怒られることもあります」 私「そうですか。でも○○さんのファンの方が多いのでは?」 営業「そうなるように頑張ります」 この営業マンは20代前半の若者。 このように自分の話に 《興味を持っています!》 という事を全身で表してくれる人は少ない。 つい先日も 「菊原さんファンですべて本を購入しています!」 という営業マンとお会いした。 しかし、質問もしなければ私が話をしても相槌も小さい。 話をしながらも 《本当にファンなのだろうか・・・》 と不安になった。 日本人は海外の人に比較してリアクションが小さい。 これは大学の授業でも感じること。 留学生の方がはるかに分かりやすいリアクションを取るのだ。 自分の話に対して 「それってどういう事ですか?もう少し詳しく教えてください」 と言ってもらえると嬉しいもの。 お客様に対しても攻めの姿勢で話を聞いてください。

 

攻めるくらいの気持ちで人の話を聞く

ハウスメーカーで研修をさせて頂いた時のこと。 1人の営業マンが一番前の席に座っていた。 それも私も待ち構えるように。 研修がスタートするとその営業マンは 《なるほどねぇ》 と言った感じで大きくうなづいたり、逆に 《う〜ん、今の違うのでは?》 と首をひねる事もある。 話をしながらも 《リアクションが大きい人だなぁ》 と思っていた。 説明をしているときにも、その営業マンは 「質問いいですか? それって電話しちゃダメという事でしょうか?」 と突っ込んでくる。 私は 《そのことを今から説明しようと思っていたのだけどなぁ》 と思いながら質問に答えた。 研修が終わった後、営業部長が私に 「すみません、うちの○○が邪魔しちゃて」 と謝ってきた。 私はすぐに 「いやいや、まったく問題ありませんよ」 と答えた。 講師としては誰からも質問がないより、話している途中で 「それってどういう事ですか?」 と突っ込みが入った方がいい。 リアクションがあるからこそのってくるのだ。 聞いているのか、聞いてないのか分からない人が多い中、この営業マンは非常に印象に残った。 人の話は攻めるくらいの気持ちで聞くようにしましょう。

 

お役立ち情報の基本は失敗例だが・・・

お役立ち情報の基本は過去のお客様が 《建てる前に知っておきたかったなぁ〜》 と言う失敗例がベスト。 これは何度も伝えてきたこと。 その理由は “すべての生物は快楽を求めるより苦痛を避ける方を優先させる” ということ。 これは生物が生き残るために先祖代々からDNAに組み込まれている。 どんなプラス思考の人もやはり本能的に苦痛を避けることを優先させるのだ。 住宅を考える人であれば ・キッチンにゴミ箱を置くスペースがなくて不便 ・電動シャッターにすればよかった ・外構の外にもドアフォンを付ければよかった といった事を知りたいと思う。 マニアックな 「当社は耐震金具を○○ヵ所も使っています!」 と言う説明より100倍いいのだ。 とはいえ、あまりにもネガティブなものは良くない。 「ローンにはこんなに費用が掛かります」 「ローンが返せなくなったら・・・」 「税金がこんなにもかかります」 などなど。 こういった事も事実なのだが、これから建てようと思っているお客様が見たら 《だったらまだやめておこう》 となってしまう。 お役立ち情報はお客様の失敗例が基本。 しかし、あまりにもネガティブで読むと落ち込んでしまう内容にはしないでください。

 

今ある分でやればいい

ある勉強会に参加した時のこと。 起業して成功した社長とこれから起業する人との対談を行っていた。 大成功した社長に対して一人の男性がこう質問した。 男性「私にやりたいことがあります。ただそれにはお金が必要なんです」 社長「資金が足りないという事でしょうか?」 男性「そうなんです。資金さえあればすぐにでも動けるのですが」 社長「でしたら今かるお金でやればいいです」 男性「でもほとんどありませんよ」 社長「そのほとんどない分で実行すればいいんです」 成功している人は 《今ある分でやればいい》 と考え実行する。 一方、成功しない人は 《○○があれば・・・》 と考え何もしないのだ。 営業レターの研修をしていると、時々営業マンから 「営業レターを出したいのですが時間がないんです」 と言う人がいる。 忙しい事はよく分かる。 しかし、1日5分も無理と言う人はいない。 仮に1日中スケジュールが1分1秒と決まっていたとしても “朝5分早く起きる” “ランチを食べながらやる” などなど。 いくらでも時間は作れるもの。 すぐに動ける人は 《今ある分だけでもやってみる》 と考えるもの。 素晴らしい論理的な言い訳はいらない。 今すぐある分だけでもいいので、できる事を実行してください。

 

仕事は増えていくのに残業するな?

個人コンサルティングをさせて頂いた時のこと。 その営業マンはハウスメーカーのプレマネ。 部下を育てながら自分も売る。 最も忙しいポジィションだと思う。 それだけでもかなりハードなのだが上司からは 「もう少し新規への行動量を増やせ」 とうるさく言われている。 さらには会社で導入した “3ヵ月間顧客管理ソフト” の使い方を覚え、部下にも指導しなくてはならないという。 こういった事はよくある事だろう。 ただ夜遅くまで頑張り続ければ何とかなる。 しかしその営業マンが悩んでいるのは会社から 「極力残業をしないよう」 と言われていること。 その営業はため息交じりに 「仕事量を何倍にも増やされ、その上”残業するな”ですからねぇ、やってられませんよ」 と言っていた。 確かに矛盾しているがこれをクリアしていくしかない。 私は営業マンに時間術をマスターするようにアドバイスした。 「夜考えていたことを朝、もしくは午前中にシフトする」 これだけをしてもらう事にした。 それからしばらくしてのこと。 その営業マンはたいぶ朝型になってきたという。 今まではどうやっても23時過ぎまでかかっていた仕事も20時には終わるようになった。 1つ壁を乗り越えたことで非常スッキリした表情になっていた。 プレマネなどで仕事が多い人。 またこれから忙しくなる立場になっていく人。 いずれにせよ早いうちに時間術をマスターした方がいい。 (よろしければ”5つの時間に分けてサクサク仕事を片づける”をご参照ください) その方が何倍も人生を楽しめます。