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「2日間限定で○○をお見せできます」
「お客様が考えている物と非常に近いものがあるのですが」
「”私が必要ない”と判断した場合お売りすることは出来ません」
「ついでにお寄りしてもよろしいですか?」
「スタッフと熱く意見をぶつけ合いながら考えています」
「もったいないじゃないですか、まだ使えますよ」
「この部分は少し弱いですが、ここがいいんですよ」
「今日は買わない方がいいですよ」
「そういうお客様もいらっしゃいますからご安心ください」
「”お客様”と呼びたくないのでお名前だけ教えて頂けますか?」
「手続きは簡単ですし、なんだったら私がやりますから」

 

その情報はどこの誰が書いているのか?

雑誌の編集者には会社の人と外部の人がいる。 外部の人はフリーのライターさんで、経歴が面白い人が多い。 先日、お会いしたライターYさんは 「以前、営業職だったんですよ」 と言っていた。 Yさんがこんな話をしていた。 Yさん「以前、ネットで営業ネタの連載をしていまして」 私「営業経験が活きましたね」 Yさん「まあ、そうなのですが、やっていたと言っても3ヵ月程度ですから」 私「そうでしたか」 Yさん「たった3ヵ月営業をかじっただけのライターが偉そうに連載ですからね。なんか読者に悪くて・・・」 Yさんの話では 「営業経験ゼロの人が営業ネタを書いている場合もありますから」 と言う。 その編集者はつくづく 「ネタより“誰が書いているのか?”という事もチェックした方がいいですよ」 と言っていた。 ネットで調べると、よく “売れる営業になるための○つの秘訣” といったものが出てくる。 もちろん参考になるものもあるのだが、 “営業経験ゼロの人” が書いていることだってある。 他にも 一度も痩せたことかなく常に太っている人が “ダイエットの○○の秘訣” というネタを書いている事もあるという。 これは説得力が無い。 今はネットで検索すればすぐに情報が手に入る。 それを参考にする前に “誰が書いているのか?” をチェックしてほしい。 それらしい経歴が書いてあってもよく見ると怪しい人も多い。 ニセの情報に十分お気を付け下さい。

 

私がメンタルブロックをクリアできた理由

最近になって思うことがある。 それは “ダメ営業マン時にさんざん辱めにあっておいてよかった” ということ。 休みの前の飲み会で後輩たちに 「営業っていうのはさぁ・・・」 と偉そうに説教をしたこともある。 本当にバカだったなぁとつくづく思う。 後輩たちには酔っていたため何を言っているか伝わらなかったと思うが。 そして休み明け。 その後輩たちの前で、上司から 「お前みたいのがいるから営業所の評価まで下がるんだ。少しでもA(後輩)のことを見習えよ!」 などと言われたのだ。 後輩にさんざん偉そうなことを言っておいて、その後輩の前でコケおろされる。 これ以上の辱めはないだろう。 さすがにその時は 《あぁ、消えたい》 と思ったものだ。 7年間、このような思いを散々させて頂いた。 嫌味ではなく本当に “させて頂いた” と思う。 そのお陰で、私は変なプライドがない。 また、 “恥ずかしい思いをしたくない” というメンタルブロックをクリアできたのだ。 多くの人は “恥をかきたくない” “短所を知られたくない” とやりたいことも躊躇してしまうことがある。 これは本当にもったいない事なのだ。 当時、死ぬほどキツイ経験だったが、今は本当にラッキーだったと思う。 あの頃の私は夢にまで思わないこと。 辛い経験こそ、後になって活きてくる。 そういうものだと、最近感じております。

 

自分の能力を妨げる要素を削除する

少し前のブログで 「営業マンが一番力を発揮できないのはいつか?」 という話をした。 クレームを抱えている時、 あわないお客様を抱えてしまった時、 などなど。 こういった時は気分が乗らないものだ。 この日のブログは反響があった。 ある営業マンから 「私は結果待ちになってしまい、それを待っている時が一番力を奪われます」 といったメッセージを頂いた。 確かに “見積を出した後の結果待ち” は嫌なもの。 私も極たまに結果待ちになる時があるが、待っている時は嫌なものだ。 そういった状況をできるだけつくらない方がいい。 こういった事でも自分のパワーを奪われる原因になる。 また別の営業マンは 「負けた商談を上司に黙っている時です」 と言っていた。 これもテンションが下がる。 私も経験があるが、告白してしまえば 《なんでこんなことを隠して苦しんでいたのだろう》 と後悔したものだった。 自分の力を100%発揮できるようにしておく。 100%とまでは行かなくとも80%くらいは発揮したいもの。 自分の力の妨げになる事を1つでも削除するようにしましょう。

 

デジタルツールにあなたの集中力が奪われる

毎日ブログを更新している。 ブログの更新後、ある程度仕事をするのだが、1つ決めていることがある。 それは “重要な仕事が終わるまではメールを開かない” ということと “ヤフーニュースをクリックしない” ということ。 メールソフトを立ち上げておくと、定期的に “ピロロ” と新着メールのお知らせがくる。 件名だけ表示されるようになっているため 《あれ?何だろう》 と引っ張られてしまう。 内容を見てしまうと、返信したくなる。 こうして、仕事を中断してしまうのだ。 またヤフーを開くと その日のニュースの一覧が目に入ってしまう。 “ソフトバンクの柳田の豪快なサヨナラホームラン!!” というのを見てしまうと、思わずクリックしたくなる。 こうして、貴重なプラチナ時間を奪われてしまうのだ。 そうならないように “この時間でここまでする” と決めた仕事が終わるまでは “仕事に集中できる環境にしておく” ことか大切になる。 今は様々な便利なツールがある。 メールやネットの他にFBやラインなどなど。 もちろん便利なのだが、あなたの集中力を奪うものでもある。 上手に使い分けて、うまく活用しましょう。

 

お客様の路頭に迷わせていないか?

ダメ営業マン時代のこと。 お客様と商談していても “次どう進めるか?” という事をはっきりさせていなかった。 なんとなく間取りの打合せがスタートする。 それを何度か繰り返す。 その間にちょこちょこと資金計画の話を入れる。 そして、月末になったら強引にクロージング。 といった感じで進めていた。 私自身もどう進めていいか迷っている部分があった。 これではお客様は不安になるのは当たり前。 《他も当たってみるか》 となってしまうのも当然のことだろう。 トップ営業マンになった時のこと。 私は基本的に “4回の商談で決めてもらう” ようにしていた。 はじめにそれを伝えることでお客様は “今どこで何をしているのか?” が分かるようになる。 それからはずいぶんとうまく行くようになった。 もちろんお客様によっては5回、6回と伸びる場合もある。 しかし、基本形を作りお客様に分かりやすいように進めた。 “お客様に道筋を示す” ことで何倍もスムーズに話が進むようになったのだ。 経験が浅い営業マンはもちろんのこと、ベテランの型であっても一度 《この進めたかでいいのかな?》 と今までのやり方を見直してほしい。 自分の考えがスッキリだけでもずいぶんとスムーズになる。 お客様が不安にならないように “話の道筋を示してあげる” それも営業マンの大切な仕事の1つです。

 

2倍の結果を出すために2倍動く必要はない

あるメルマガを読んでいた時のこと。 その中で 「2倍の結果を出すためには2倍人と会う必要がある」 という事が書いてあった。 その人は朝から晩までアポを入れ、たくさんの人に会い続けるという。 素晴らしい方法だが 《ちょっと疲れそうだなぁ》 と感じてしまう。 研修先の営業部長は常に 「お客様と会う数を増やせ!」 と言っている。 2倍どころではなく、3倍、4倍と要求してくる。 営業の場合、数を増やせば契約数は増えることもある。 しかし、数ばかり追えば1回1回の面談の精度は落ちる。 そして “動き回るだけでたいした結果は出ない” という結果になってしまう。 これで結果が出たとしても長くは続かず、燃え尽きてしまう人も多い。 数の理論も否定はしない。 しかし、私の考えは少し違う。 単純に数を増やすのではなく、 “まずは意味のない面談をやめる” ことから考える。 訪問先には “絶対に訪問しない方がいい” という種類のお客様もいる。 まずはそういった事をやめる。 そうすればその時間が空く。 その空いた時間に “適切な方法でアプローチ” すればいい。 パフォーマンスを2倍にしたいなら、2倍動き回るのではなく “無駄なこと” “マイナスになること” をまずやめる。 その空いた時間で結果が出る事やれば、今までと同じ時間で2倍の結果が出るようになります。

 

人目を気にするより自分がやりたい事をやる

私は音声CDを聞くことが好き。 ジャンルは様々で、営業に役立つことからモチベーション系。 さらには健康系や思想系などなど。 幅広いジャンルで聞いている。 もちろん本も読むが、CDの方が “細かいニュアンス” がよく分かる。 私はこういった細部にこそ真髄があると考えている。 先日、人から勧めたられCDを購入してみた。 そのCDは既に亡くなっている方。 ザ・昭和といった感じのイメージだった。 聞いている中で 「この歳でやっと人の目が気にならなくなりました」 といった言葉があった。 おそらくこの方が70歳くらいの頃だろう。 思想家の凄い人であっても 《人の目は気になるものなのかぁ》 と親近感を覚えた。 また、そのCDの中で 「それがどれほど幸せな事か。欲を言えばもっと早くそうすればよかった」 と言っていた。 やはり人目を気にして行動するより、 “自分のやりたいことをやる” 方が幸福度は高いものなのだ。 この方のように完全に悟るのは難しいかもしれない。 しかし、人目を気にしすぎれば仕事の楽しさは半減する。 時には 《人の目を気にせず自分が思った通りにしよう》 と思い切った行動を取って欲しい。 私自身もそのことを意識して行動したいと思います。

 

ビール嫌いに“ビール専門店”を選んでしまう人

知り合いの編集者Aさんから 「Bさんも誘ってもらえますか?」 とお願いされたことがある。 Bさんはお酒好きだが、飲み放題の安いお酒を嫌う人。 私はAさんに 「くれぐれも飲み放題コースは止めてくださいね」 とお願いしておいた。 そして当日。 指定のお店に行った。 念のため店員さんに聞くと 「90分の飲み放題コースですよ」 という。 私は慌てて、飲み会の担当者に確認した。 私「飲み放題コースになっているのですが、どうしてですか?」 担当者「誰か一人でも飲み放題を選ぶと全員なってしまうみたいなんですよ」 私「それはマズいですね。Aさんはへそを曲げると思います」 担当者「今から変更できませんよ」 《これは困ったことになったなぁ》 と思っていたところに編集者のAさんが登場。 そのことを伝えると 「大丈夫です。Bさんは別にしてありますから」 と言っていた。 さすができる編集者は根回しが凄い。 このように先回りして手配できる人は営業マンに転職したとしても優秀な成績を収めるだろう。 一方、そうでない人もいる。 紹介する人に関して 「ビールはあまり飲まないタイプです」 と事前情報を伝えておいたにも関わらず、メニューを見ると “ビール中心のラインナップ” のお店だったりする。 日本の地ビールやベルギー産の珍しいものまで。 種類が多い事がかえって嫌味に感じた。 知人は乾杯した直後に 「これから仕上げなくてはならない原稿がありましてね。早めに上がらせて頂きます」 と言って、1時間程度で店を出て行ってしまった。 紹介した私も悪い事をした気分になったのだ。 相手のニーズにこたえる。 これは営業でもその他のことでも忘れてはならないのです。

 

他人の営業方法を真似するは恥ずかしい事ではない

私が仲良くしてもらっているトップ営業マンのこと。 その営業マンは “他の人が何をしているか” を気にするタイプ。 営業レターの研修前には 「どんなの送っているのか見せてよ」 と他の営業マンのツールに興味津々。 いいものを見つければ、即座に 「これちょうだい!」 と食いつく。 また普段も “後輩がどんな接客をしているか?” を常に気にしている。 そしていいトークを見つければ、すぐに取り入れる。 通常の営業マンはある程度キャリアを積むと自分のやり方を確立する。 すると 《他の人の真似をするのはちょっと》 と変なプライドをもったりする。 とくに後輩がやっていることなど見向きもしない。 というか、 《奴と同じことをやってたまるか》 と意地になることもある。 しかし、このトップ営業マンは違う。 先輩であっても後輩であっても他業界であっても、 どんな人からも学ぼうとする。 だからこそ常に成長し、トップを走り続けているのだ。 仕事もスポーツも誰だってはじめは真似から入る。 キャリアを積んだとしても “他のいいところ” は積極的に真似してほしいのだ。 自分がいいと思った事は取り入れる。 そして、それを反復練習し自分のものにする。 そういう習慣を続けている人が売り続けることができるのです。

 

その目標は身近な人に影響されていないか?

通信講座の会員さんと話をしていた時のこと。 こんな話をしてくれた。 営業「以前、将来の目標について写真や文字を使い一枚のシートにまとめたことがありましてね」 私「私もやったことがあります」 営業「その時はいい時計を買うだとかホルシェを買うだとか、年収1,000万だとかそういったもの写真を貼りまくりました」 私「分かりやすくいいいんじゃないですか」 営業「そうなんですが、それが失敗の原因だと最近気がついたんです」 「将来の目標は?欲しいものは?」 と聞かれて明確に答えられる人は意外に少ない。 その営業マンも 《隣の人がフェラーリにしているんだから俺はポルシェにしておくか》 という感じで決めていたという。 数字的な目標も 《だいたい1,000万くらいがいいかな》 とイメージで決めていることが多い。 営業「よくよく考えたらいい時計もポルシェも欲しくないこと気がつきました」 私「欲しくないのですか?」 営業「ええ、時計は酔っぱらって無くすこともありますし、ポルシェじゃ物が積み込めないから不便ですしね」 私「確かにそうですね」 その営業マンは物や意味のない年収を目的にするのではなく “毎月契約が取れて家族との時間がたっぷりとれるようになりたい” といった目標に変えた。 その途端、モチベーションが上がったという。 目標を立てる。 それはいいこと。 実際、目標をもって仕事をしている人はほんの一握りしかいない。 しかし、その目標は本当に心から思っていることだろうか? 《みんながそういっているし》 《なんとなくカッコ良さそうだ》 などと他人の目標に影響されていることもある。 本心から思うものでなければ目標は達成されない。 本当の自分がそれに気がついているからだ。 ここで今の目標を見直してほしい。 心から“こうなりたい!”と思う目標に変えた途端、果然やる気になるものです。

 

その行為はお客様のため?そとれもアピールするため?

ダメ営業マン時代のこと。 あるお客様と商談をしていた。 商談中から 《このお客様との契約は難しいだろうな》 と思っていた。 その後、アポイントも途切れた。 しかし、昼間は奥さんがいる。 間取りをつくっては持って行った。 奥さんは困った顔で 「いくら熱心に来られても契約は出来ないと思います」 と言っていた。 どう考えても引くタイミングだ。 でも私は諦めなかった。 このように話すと 《根性があるなぁ》 と思う人もいるかもしれない。 しかし、そうではない。 私は “お客様のため” ではなく “自分を守るため” にやっていた事だったのだ。 断られても断られても間取りを考えて持って行く。 これは上司の目には “菊原は頑張っているな” というように映る。 そうなれば後で怒られることもない。 それが目的だったのだ。 ダメ営業マン時代の私は “上司にアピールする” ことに慣れてしまっていたようだ。 頑張る事はいいこと。 時々“それは誰の為だろうか?”を問かけて欲しい。 自分を守るため、アピールのためなら、即刻やめ他のことに労力を注いでください。

 

“あの人は今?”と“そのまま活躍する”人の違い

あなたの周りに “何かの賞を取った後、消えてしまった” という、あの人は今的な人がいないだろうか? 新人賞、エリア章、全国表彰、などなど。 輝かしい章を手にした翌年、スランプにハマる。 そして、そのまま消えた・・・ という人がいたりするものだ。 一方、章を取ってもそのまま活躍する人もいる。 “○年連続表彰” など、いい状態を継続できる。 この違いはどこにあるのか? 以前のブログで 「絶好調の時こそ注意が必要」 といった話をしたことがある。 絶好調ということはいわゆる “勝ちすぎ” の状態にある事が多い。 自分の実力以上に契約が取れているということなのだ。 こういう時は注意が必要。 経験の浅い人は 《営業なんてちょろいものだ》 なんてナメたりする。 そして、ヘビートラブルに見舞われ撃沈していく。 私が見てきた “そのまま活躍し続ける人” は違う。 章をもらったとしても 《これから現場が多くなるから気を引き締めないと》 と油断しない。 もちろん章をもらうこと自体は感謝する。 しかし、舞い上がったり、驕ったりはしない。 自分の実力以上に勝ちすぎているかどうかを正確に判断出来ているのだ。 章を取ってフォーカスされたとき、どう考えるか? それによってその後の運命が変わるのです。

 

”サボりたいなぁ”はあなたを守るサイン

仕事をしていて 《ちょっとサボりたいなぁ》 と思う事はないだろうか? やる事がたくさんあるにもかかわらず、気持ちは盛り上がらない。 こんな時は無理して仕事を続けるのではなく、思い切ってサボってしまう方がいい。 私の場合、まず時間を決める。 集中力が落ちて、やり気が無くなってきたら 《ここから1時間仕事以外のことをしよう》 と決める。 決めてから好きな事をすれば最悪感はない。 なにも1時間でなくてもいい。 忙しい人は5分でも10分でも十分効果がある。 時間を決めてサボり、スパッと仕事に戻った方が効率的なのだ。 時間を決めることともう一つ意識していることがある。 それは “サボりは自分を守ってくれている” という考え方。 無理を続ければ仕事の効率は悪くなる。 ミスも増えるだろう。 イヤイヤやっていれば仕事も嫌いになったりする。 長期的に見ればいい事はない。 さらには体の調子が悪くなることだってある。 そんな時に体から “そろそろ休んだ方がいいよ” というのがサボりのサイン。 そう考えると堂々とサボれるようになる。 誰だって気分転換は必要なこと。 まずはサボりたいという気持ちを認めて欲しい。 それをうまく利用して仕事の効率化をはかりましょう。

 

すべての契約、お客様を抱え込めば自滅する

昨日のブログでは 「営業マンが一番力を発揮でいないのはいつだろうか?」 という話をした。 どんな有能な営業マンでもヘビーなクレームを抱えていれば自分の力を存分に発揮することは出来ないものだ。 今日の話も賛否両論あると思う。 《参考にしてもいい》 と思った方だけ聞いて欲しい。 トップ営業マン時代のこと。 商談をしていて 《このお客様明らかに決まるが、ちょっと付き合いたくないなぁ》 と思うお客様がいた。 私は人に対して好き嫌いが多い方ではない。 しかし、お客様の中には 《こういった人はちょっと》 という自分に合わないタイプもいた。 そんな時は後輩に引き継いだこともある。 1件の契約を失ったとしても、私には価値のある事だった。 トップ営業マン時代に磨かれた能力の1つに “人と人とをマッチング” する力が身に着いた。 お客様と話をしていると 《A監督とBの設計スタッフならば相性バッチリだなぁ》 と思ったりする。 これはほとんど外すことなくうまく行った。 先ほどの後輩に譲る際も 《こういった嫌味な感じのお客様は後輩Cが得意なんだよなぁ》 とマッチングさせる。 私としてもメリットがあるし、後輩からも感謝された。 どんな種類のお客様でも完ぺきに対応できるというマルチプレイヤーであればすべて自分で対応すればいい。 しかし、苦手なジャンルがある場合、人に譲った方がいいことも。 私の経験上 “すべて抱え込めば自滅” してしまう。 私も苦しい思いをしたし、抱え込んで潰れた営業マンもいた。 自分の得意分野、不得意分野をしっかり見極め、人に譲れるようになった時 “一流の営業マン” の扉が開くのです。

 

営業マンが一番力を発揮できないのはいつか?

以前、本やブログで 「自分の利益ではなくお客様の利益を優先させる」 といった話をしたことがある。 お客様が 《菊原さんの会社でしかローンが借りられない》 と勘違いしているお客様は黙っていれば契約になる。 しかし、そのお客様は当社では間取りの対応が出来ない。 そんな時にお客様のことを思い 「当社では○○さんの希望を叶えることができません」 と言えるかどうかが、一流になるか、二流になるかの分かれ道になる。 この話は賛否両論あり、 「そんなのはきれいごとだ」 とコメントされたこともあった。 確かにそういわれる部分もある。 しかし、これはきれいごとではなく “長期的に見れば圧倒的に自分に有利” になるもの。 営業マンが一番力を発揮でいないのはいつだろうか? それは “問題やクレームを抱えている時” と答える人が多い。 黙って契約しトラブルに。 1件の契約が取れたとしても3件の契約のチャンスを失う事もある。 自分に力をつける努力も必要なこと。 本を読んだり、セミナーや研修に参加したりと。 それは非常いいこと。 それと同じように “自分の力を発揮できない原因” を突き止め、その元を断ってほしい。 トラブル→お客様から話が違うと言われた→もともと隠し事をしていた と原因を追究する。 そして同じ間違いを繰り返さないように心に刻むのだ。 私も今もなお 《この仕事は引き受けなればよかったなぁ・・・》 と思うことがある。 このような事を1つ1つ減らして自分の力を存分に発揮したいと思います。

 

人の手癖は意外に気になるもの

先日、地元のテレビに出演した時のこと。 それを見た知り合いから 「あの手の輪っかは何か意味があるのですか?」 と質問された。 録画を見て確認すると、話をしている時に “両手の指先をくっつけて輪にしている” ことに気がついた。 全く意識はない。 無意識のまま、変な輪を作っていたのだ。 おそらく緊張からやってしまっている行為だろう。 人から指摘されてはじめて 《こんな変な事をしていたのかぁ・・・》 と気がつくこともある。 手の動きというもの意外に気になるもの。 先日、知人と話をしていた時のこと。 知人は話しをするときに、常に指先をつまんでいた。 人の手癖は意外に気になるもの。 不思議に思い 「指をどうかされたのですか?」 と聞くと 「えっ、そんなことしていましたか?」 と驚いていた。 変な事をしていたとしても “手癖” は意外に気がつかないものなのだ。 接客している時、商談時、ミーティング時、などなど。 人と会話をしている時、手はどうなっているだろうか? 自分でも気がつかないうちに変な動きをしていることもある。 是非一度、手の動きを意識してみてください。

 

ライバルを倒すより自分を進化させる事を考える

本屋以前のブログで 「営業レターが続く人は常に進化させようとしている」 といった話をした。 作成した営業レターを 《どうしたらもっと良くなるのか?》 と常に考えている。 こうした人は継続できるし、うまく行くものだ。 売れ続ける営業マンも同じ考え方をしている。 自分の営業活動について 《どうしたらもっと進化できるか?》 と考えているもの。 一方、そうでない人もいる。 自分のことはほっておいて 《アイツには絶対に負けたくない!》 とライバルばかり気にする。 もちろんライバルを持つことでモチベーションが上がる効果もある。 実際、そうして這い上がっていたった人も多い。 しかし、そういった人もずっと “相手を倒すこと” ばかりを考えているだろか? そんなことはない。 結果を出し続ける人は “ライバルに勝つこと” だけでなく “自分が成長し、進化する” 事にフォーカスしている。 トップ営業マンは相手を倒すことばかり考えているわけではない。 ライバルの存在は起爆剤としていいが、ほどほどにした方がいい。 それより自分を進化させることにフォーカスしましょう。

 

“明日の6時15分から” と“1週間以内”の差

営業レター以外の研修では “アクションプラン” という行動計画を作成してもらっている。 これは非常に効果的。 例えば時間術の研修をしたとする。 研修を受けて 《やっぱり朝仕事やるのがいいよね》 と思っても実行しなければ意味がない。 “アクションプランが無いものは妄想でしかない” はまさにその通りだと思う。 アクションプランの中に “ではいつから始めますか?” という質問がある。 この答え方で 《この人は実行するか、しないか》 がだいたい分かってしまう。 まずは実行しない人は “1週間以内” といったように曖昧に書く。 これではなかなか難しい。 実行する人は “明日から” とすぐに実行する。 さらには “明日の6時15分から” と時間まで決める人もいる。 このようなプランを立てた人の実行率は高い。 アクションプランの内容が同じたとしても “明日の6時15分から” と“1週間以内” は天と地ほども差がつく。 いつ始めるか? については細かい部分にぜひこだわってください。

 

ベッドを見て家が建て建てたくなりました

あるお客様から 「週末、展示場に行ってもいいですか?」 と言う連絡をもらった時のこと。 そのお客様のことは印象に残っていた。 それもいい印象ではなく 《さすがにこの人は話が進まないだろうな》 と印象だった。 そして週末。 《まるで別人?》 と思えるほど家づくりに前向きになっていた。 私は思わずこう質問した。 私「どうして家づくりを進めようと思ったのでしょうか?」 お客様「先日、たまたま家具屋に行きまして」 私「家具屋さんですか?」 お客様「ええ、そこで大きなベッドを見たら、どうしてもそれに寝たくなりましてね」 私「なんとなくわかります」 お客様「家の小さいベッドに寝ている自分が嫌になりましたよ」 大きいベッドを見て 《こんなのに寝たら仕事の疲れも吹っ飛ぶだろうな》 と思う。 今の家ではお客様が希望しているサイズのベッドは入らない。 そして一気にやる気になる事もある。 3年先で考えていたお客様がたまたま家具屋や電器屋に行く。 その時に 《こんな大きいテレビは今のアパートじゃ無理なぁ》 と思ったりする。 その瞬間から “今すぐ客” に激変したりするのだ。 こういったネタはトークやクロージングレターに使える。 “次の商談前にぜひ家具屋さんに行って新しい家具を見てきてください” という内容で送ってみてもおもしろい。 クロージングレターのネタも考えればたくさん見つかるものです。

 

商談がお盆またぎになってしまったら

少し前に通信講座の会員さんと話をしていた時のこと。 このような質問を頂いた。 営業「実はお盆をまたぐお客様が二組いましてね」 私「お盆またぎ、ですかぁ」 営業「ええ、そうなってしまいそうなんです」 私「その二組のお客様ですが、スケジュール調整してお盆前に結論を出すことは出来ますか?」 営業「苦しいですが、出来なくもないです」 私「では、できる限りチャレンジしてみてください」 お客様と商談をしている時、 “お盆またぎ” になる事がある。 《このお客様は行けるぞ》 と思っていても、お盆またぎは危険なこと。 実家に帰って親に 「そろそろ家でも建てようと思ってね」 と報告したりする。 もしくは親戚の集まりで家づくりの話をすることもある。 そんな時に 「いいじゃない、家を持つのっていいわよね」 となればいい。 しかし、どちらかというとその確率は低い。 ほとんどの人は心配性だ。 詳しい話を聞く前から 「大丈夫なの、もっと慎重に考えなさい」 となるだろう。 時には 「そんなどこの馬の骨とも分からない営業マンではなく、俺の知り合いにしなさい」 なんて言われることもある。 とにかくお盆は危険がたくさんあるのだ。 その営業マンの話に戻るが、1件はお盆前に契約を結んだ。 そして、もう1件はスケジュール的に難しくお盆明けに結論を出すことになった。 そうなってしまった以上、後はクロージングレターに頼るしかない。 スケジュールの都合上、 “お盆またぎになったしまった” というお客様がいないだろうか? そんな時はぜひクロージングレターでつないでほしい。 クロージングレターを作成していないのなら、手書きで手紙を送る。 とにかく何かしらの方法で接触してください。

 

接客ではギャップ効果をうまく活用する

知人の恋愛コンサルタントの方と話をしていた時のこと。 こんなことを教えてもらった。 知人「第一印象は悪い方がいいんです」 私「えっ!悪い方がいいんですか?」 知人「その方がその後“いい人”に変わった時のギャップが大きいですから」 私「そんなものなんですかねぇ」 営業活動では “第一印象が悪い方がいい” なんてことはまずない。 初回接客で嫌われたが、後で挽回して契約になった。 なんてことはレアケース。 展示場接客で 《この営業マンは嫌い》 と思われたら、いくら内容のいい営業レターを出しても読んでさえくれないだろう。 しかし、恋愛では違うという。 はじめの印象が50の人が80になったらその差は30。 はじめの印象が−50の人が80になったらその差は130になる。 その差は4倍以上。 差が大きいほど恋に落ちるというのだ。 これは恋愛の話であって、 《営業活動には使えない》 と思うかもしれない。 確かに初回接客で−50だったら終わりだろう。 しかし、考え方としては効果的だ。 来店してくるお客様の多くは 《営業マンは嫌い》 と思っている。 普通に接していればどうしても避けられ傾向にある。 メンタルが弱い人なら、それだけで次の言葉が出なくなる。 そんな時は 《これで好印象を持たれれば、ギャップ効果で信頼度も増すぞ》 というメンタリティで臨んでみる。 こう考えるだけでも接客に前向きになれると思います。

 

予定に組み込まかなければ営業レターは習慣化しない

会員さんと話をしていた時のこと。 以前はどうしても習慣化出来なかったという。 1日に10通出したかと思うと、出さない日が1週間続く。 《あっそうだ!》 と思い出した時にまた出していたというのだ。 “思い出した時にだけ営業レターを出す” この方法では習慣化しにくい。 時間が経つにつれ “出さない日” が増えていくもの。 気づいた時には 《もう時間も経ってしまったし、もういいや》 となってしまう。 会員さんはそれことを教訓とし 「帰宅前に必ず2〜3通は出すように変えました」 と言っていた。 私として“朝いち”をおススメしたのだが、 「いい事をしてから帰りたい」 という言葉に納得した。 こういった考え方もアリだと思う。 どんなことも時間を決めないと習慣化しにくい。 私も習慣化に成功したものは予定に組み込んであり、時間も決まっている。 どんな人も忙しいし、時間に追われている。 《まぁ、時間が空いたら》 などと考えていたら、まず出来ないのだ。 営業レターに限らず習慣化したいことは “キチンと予定に組み込む” ようにしてほしい。 そうすれば必ずや習慣化するものです。

 

「おめでとう」ではなく「悔しいねぇ」と言ってみる

何気なく本を読んでいた時のこと。 突然 “あなたは自分にウソをついていないだろうか?” という文章が目に飛び込んだ。 例えば自分より力が下だと思っている後輩が結果を出す。 そんな時どうしているか? 過去の私は、口では 「おめでとう、良かったじゃないか」 と言いながら、腹の中では 《チェッ、契約になるとは思わなかったよ。あんなのキャンセルになればいいのに》 と思ったりする。 私はずっとそうしてきた。 言葉と思っていることが違うとストレスがたまる。 また腹の中でそんなことを思った自分に対し 《なんて小さい奴なんだ・・・》 と嫌になっていたものだ。 今はそういった自分への矛盾を極力なくすようにしている。 知り合いが結果を出した時は 「いやぁ〜羨ましいですね」 と思っていることを言う。 またFBなどで知った時は 「悔しいねぇ、俺も頑張ろっと」 と実際口に出して言ってみる。 そうすることで気分はスッキリするのだ。 近くの同僚や後輩が結果を出することある。 そんな時は、素直に 「悔しいなぁ〜」 と言ってみて欲しい。 意外なほどスッキリする。 またそんなことをスカッといえる自分が少し好きになるもの。 さらには 「俺にも秘訣を教えてよ」 と言えばさらに効果的。 スカッとしてノウハウまで手に入るというおまけつき。 無理して思っていないことを言うより何倍もメリットがあります。

 

自分のことに一番詳しいのは自分自身

地元の知人のこと。 知人は少し前に体調を崩した。 最近はずいぶんとよくなり、またお酒が飲めるまで回復した。 その知人がこんな話をしていた。 知人「医者から出ていた薬を飲んでからさらに調子が悪くなってね」 私「薬を飲んでから調子が悪くなったのですか?」 知人「そうなんだよ。医者からは“飲み続けろ”と言われたのだけど、勝手に止めたよ」 私「勝手に止めて大丈夫なのですか?」 知人「止めた途端、逆に調子が良くなってね」 私「そうなんですね」 知人「医者より自分の感覚を信じてよかった」 医者は知識が豊富だが、完ぺきな判断ができるわけではない。 知人はつくづく 「自分の感覚に勝てるものはない」 と言っていた。 これは営業で言えること。 営業ノウハウはいろいろある。 本で知る事、もしくは上司から 「まずは○○をしてみろ」 と言われることもあるだろう。 それを実行する時、 《自分はどうしたいのか?》 と問いかけてみる。 そう質問し 《ぜひやってみたい》 と思えばそのまま実行すればいい。 そうではなく 《これはちょっとアレンジしたいな》 と思うのであれば変えてもいいのだ。 自分のことをついて一番詳しいのは他らならぬ “自分自身” なのだ。 何かを実行する前に 《本当はどうしたいの?》 と自分に聞いてください。

 

8月前半の一日と8月末の一日は違う

娘と夏休みの宿題について話をしていた時のこと。 学校の先生からこのような事を教えてもらったという。 娘「8月前半の一日と8月末の一日は違うんだって」 私「どう違うの?」 娘「8月前半はまだ余裕があるからリラックスして宿題が出来るでしょ」 私「そうだね」 娘「でも8月末になって追い込まれると焦って宿題をすると苦痛になるんだって」 私「先生もいいこと言うね」 夏休みの宿題は先にやってしまう方だろうか? それとも追い込まれてからやる方だっただろうか? 私は先にやる方だった。 その方が精神的余裕があるし、勉強も楽な気持ちでできる。 その事を体験的に知っていたのだろう。 逆に残り数日になり、日程的に追い込まれたら? 焦って集中できにくい。 また時間的余裕がないため 「今日は調子が出ないから」 と先延ばしにはできない。 進まないのに無理やりすることになる。 よって勉強自体が嫌いになるのだ。 これは営業活動とまるっきり同じこと。 月初の一日と月末の一日は違う。 月初は余裕があるが、月末は精神的に追い込まれる。 《今日は気分がのらないから》 と言って止めるわけにはいかない。 調子が出ないまま無理やりやるから営業自体を嫌いになるのだ。 8月はまだ始まったばかり。 8月はお盆もありあっという間に終わってしまう。 「休み明けにゆっくりと」 などと言わずに前半で効率よく活動しましょう。

 

あのハンバーガーショップの業績が落ちている理由

東京で仕事をしていた時のこと。 1時間弱、時間が空いたのでカフェに入って仕事をしようと思っていた。 そこへハンバーガーショップが目に入った。 《ちょうどいい》 とすぐに入店した。 お店は混んでいなかったものの、二人の前のお客様が大量に注文している。 レジは3ヵ所あったのだが、中途半端な時間という事もあり1ヵ所しか稼働していない。 《これはちょっと時間がかかりそうだ》 という感じがした。 カウンター内で多くの人がせわしく働いていた。 何回か目の前を通り過ぎたが、 《ここで目を合わせてたまるか》 という雰囲気だった。 3分経ち、5分が経過した。 ハンバーガーショップでの5分は長く感じる。 並ぶのをやめ、スッと店を出た。 店員さんが忙しく働いているのはよく分かった。 だからといって5分間放置されるのは厳しい。 一度でも 「この後すぐにご注文をお聞きしますから」 と言ってもらえれば気持ちよく待っていただろう。 最近、この会社の業績が落ちている理由が少しだけ分かった気がした。 私が定期的に伺っている住宅会社はどんなお客様であっても必ず声をかける。 たとえ自分が接客中、商談中であっても 「ご来場ありがとうございます」 と一声かける。 《お客様に声をかけるなんて、そんなのは当たり前だ》 と思った人もいるかもしれない。 少し前に地元の見学会に参加した事があった。 ちょうど混んでいた事もあったが、私は一度も声をかけられなかった。 もし私が真剣に家づくりを検討しているお客様だったら・・・ と思うと非常にもったいないことなのだ。 自分の担当でなくとも、忙しくてもお客様をみたら感謝の言葉をかける。 当たり前のことですが、仲間や会社でぜひ徹底させて下さい。

 

何かを取り入れる事よりまずはデトックス

ちゃんとした健康系の本を読んでいると必ず 「何かを取り入れる事よりデトックスが重要」 といった事が書かれている。 実践すれば 《確かにその通りだなぁ》 と体感できる。 多くの人は 《○○のサプリを毎日飲んで・・・》 などと取り入れることばかりを考える。 しかし、その前にまずは体の中にある毒素を出すことが先決。 悪いものがたまっていたのではいくらいいものを取り入れても効果は薄い。 これは人間関係でも言えること。 人の足を引っ張るような仲間と付き合いながら 《自分を奮い立たせてくれるような人と出会いたい》 と思っていても難しい。 たとえ出会ったとしても奴らに足を引っ張られ “元の自分” に逆戻りしてしまう。 ダメ営業マン時代、たくさんのダメ営業マンと付き合っていた。 というか私が “ダメ営業マンのリーダー” だったのだが。 この仲間には感謝している。 売れない時、心が折れたとき 「ちょっと聞いてくれよ。この前ひどい目にあってね・・・」 と話を聞いてもらっていた。 これによってずいぶん救われたものだ。 私は楽になったが聞かされた方はきつかっただろう。 しかし、これは諸刃の剣であって私自身もさんざん泣き言を聞いてきた。 トップ営業マンになる少し前、私はこの人間関係に “感謝してお別れ” した。 ちょうど、結婚したこともあり私の家が拠点になる事もなくなった、ということもある。 これによって私は生まれ変わる事ができた。 何かを取り入れる事よりデトックスが重要。 これは健康でも人間関係でも言えることだと思います。

 

ピンチの時の「何とかなるから」ほどありがたいものはない

少し前に家族旅行に行った時のこと。 ブログやFBでもお伝えしたが私は “財布や鍵を新幹線に忘れる” という大失態をした。 財布の中には免許証やクレジットカード。 鍵は家や車のものがついている。 これが全部なくなれば大変な騒ぎになる。 さすがに気がついた時は血の気が引いた。 パニックになりかけた時、娘が 「大丈夫、何とかなるから」 と言ってくれた。 根拠は全くない。 しかし、この一言でスッと気持ちは楽になった。 それからしばらくしてから発見されたが、本当に見つかってよかったと思う。 あるお客様とのこと。 お客様から 「屋根裏にコンパ根を運びたいので上棟日に手配お願いします」 と言われていた。 しかし、私はこの事を完全に忘れていた。 そして上棟日。 お客様と私と監督で和やかに上棟の様子を見ていた。 そんな時、お客様が 「コンパネは大丈夫ですよね」 と言い出した。 その瞬間、血の気が引いた。 何を言っていいのか言葉が見つからない。 お客様も不審に思い始めた時、監督さんが 「何とかなりますから」 と言ってくれた。 お客様はその言葉に安心しそれ以上追及してこなかった。 その後、苦労して解決してくれたのだ。 何か大問題に気がついた時は人は軽いパニックになるもの。 そんな時、 「大丈夫、何とかなるから」 と言える人はすばらしい。 私もそういったひとことが言えるようになりたいと思います。

 

営業もビジネスも10種競技のように考える

著者が集まる飲み会でのこと。 私が尊敬している著者の一人が 「人生は10種競技のようなもの」 と言っていた。 10種競技は100メートル走や110メートルハードルなど “スピード系” から、砲丸投げ、やり投げといった “パワー系” の種目がある。 さらには1500メートルと持久系のものまであるのだ。 すべての項目において出来なければ上位に入賞できない。 ちょっと話を聞いただけでも 《これは無理だな》 とギブアップする感じだ。 本当に身体能力の高い人しかできない競技だろう。 スポーツの10種競技は無理だとしてもビジネスはどうだろうか? 実際、仕事関係では偏っている人が多い。 ・お金は稼ぐが、性格が悪い人 ・筋肉隆々で健康的だが、お金はない人 ・やたらと知識はあるが、友達がいない人 などなど。 こういった感じの人を良く見かける。 一瞬だけ 《この人は凄いな》 と思うがほとんど活躍していない。 やはり1つだけ良くても他が足を引っ張れば結果は出ないもの。 超人的に突き抜けていれば別だが。 これは営業マンでも言えること。 凄く契約を取る人であっても “嫌な性格だったり” “お金に汚かったり” すればそう遠くないうちに誰からも協力してもらえなくなる。 またいい人であっても体を壊せば営業などできなくなるのだ。 “体”“心”“知識”“お金” などなど。 すべてバランスが取れてこそ長く活躍できる。 自分のことを自己分析し弱い部分を見つる。 簡単な事ではないがぜひ挑戦してほしい。 そこを重点的に補強することで飛躍的に結果出るようになります。

 

集客は“総合格闘技”だと考える

昨日のブログで 「どうやったら売れるようになりますか?は2種類ある」 という話をした。 これに近い話だが、やはり打ち上げで 「どうやればお客様が集まるでしょうか?」 と聞かれることがある。 この質問も2種類ある 1つは 「“できる事は何でもやりますが”どうやればお客様が集まるでしょうか?」 というもの。 そしてもう1つは 「“面倒な事はやりたくありませんが”どうやればお客様が集まるでしょうか?」 というもの。 この質問は圧倒的に後者の方が多い。 私がお世話になっている住宅会社の営業マンは “毎日ブログを更新” してお客様を集めている。 今のお客様はその営業マンに声をかける前に “まずはネットで調べる” もの。 あなた自身も物を買うとき、 “まずはネットで評価を見てみよう” と検索しないのだろうか? 今のお客様はそれと同じように 《この営業マンがどういう人か調べてみよう》 とネットで調べている。 そこへブログがあると人柄が伝えやすくなる。 このことをある営業マンアドバイスしたところ、さっそく 「いやぁ〜私はパソコンが苦手でして」 ときた。 私が「簡単に覚えられますよ」と言うと、さらに 「小学生の時から作文が苦手で」 ときたのだ。 そもそも行動する気などなかった。 今の時代“これ!”といった集客方法はない。 やれることは何でもやることが大切になってくる。 何でもありの総合格闘技のようなもの。 思いつく限りをつくし、総合的に集客を考えてください。

 

「どうやったら売れるようになりますか?」は2種類ある

私は講演後の “打ち上げ”や“飲み会” を楽しみにしている。 飲むこと自体も好きなのだが、それ以上に “現場の営業マンのリアルな意見” を聞けるから。 これ以上私にとって役立つ事はない。 こういった席でよく聞かれる質問がある。 それは 「どうやったら売れるようになりますか?」 という質問。 これはシンプルだが非常に答えるのが難しい。 先輩コンサルタントの方が教えてくれたのだが 「どうやったら売れるようになりますか?」 という質問には2種類あるという。 1つは、そのまま 「どうやったら売れるようになりますか?」 というもの。 そしてもう1つは 「“行動せず努力なしで”どうやったら売れるようになりますか?」 というもの。 前者の質問には真摯に答える必要があるが、後者の質問に対しては 「適当にあしらっておけばいい」 というのだ。 この話を聞いた時は 《せっかく質問してくれたのに、“適当にあしらう”なんて失礼だ》 と思っていた。 しかし、思い返してみれば 「“行動せず努力なしで”どうやったら売れるようになりますか?」 といったニュアンスで質問しくる人に真剣にアドバイスしても 「いやぁ〜うちの業界はなかなか許可がおりないから」 だとか 「やりたいのは山々なんですが、時間的に無理ですね」 と答える。 何をアドバイスしても “出来ない理由” しか言って来ないのだ。 「どうやったら売れるようになりますか?」 という質問には2種類ある。 くれぐれもダメな方の質問をしないようしましょう。