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2014-04

嫉妬、ストーカーは不毛な時間

コンサルタントの知人とお会いした時のこと。 こんな話をしていた。 知人「最近、仕事が以前より断然上手く行くようになりましてね」 私「それはいいですね。何かやり方を変えたのですか?」 知人「ええ、以前はライバルの本の売れ行きを見て”チクショウ”と妬んだり、ブログやFBをチェックして嫉妬をしていたんです」 私「えっ! ○○さんがですか?」 知人「お恥ずかしい事に、そうだったんです。それを一切やめましてね」 私「はい」 知人「それからやるべきことに時間を使えようになってから、仕事がものすごく上手く行きようになりました」 知人は少し前までライバルの出した本や仕事先をくまなく調べていた。 それは研究のためではなく 「一種のストーカーのようなものでしたよ」 と言っていた。 また 「本当に不毛な時間を過ごしていたと反省していますよ」 と言っていたのだ。 こういった無駄な時間をやめてから、仕事が上手く回るようになったという。 その話を聞いて 《こんなすごい人でも嫉妬するのかぁ》 と思った。 ダメ営業マン時代のこと。 私も知人と同じような事をしていた。 同僚や後輩の案件が気になって仕方がない。 《自分の営業力を上げるために》 と調べるならまだいい。 ただ単に興味本位で嗅ぎまわり、上手く行ったと知れば 《チクショウ! なんでアイツだけ》 などと嫉妬していた。 人の商談ばかり気にして、やるべきことをやっていなかった。 そんなことばかりしているから当然、結果は出なかったのだ。 まわりの人を観察することも時には必要なこと。 ただし、気にしすぎてやるべき事を見失わないようにしましょう。

 

才能があり過ぎて部下の教育に失敗するケース

研修でお世話になっている社長と会食をした時のこと。 こんな話をしてくれた。 社長「実は○○店の店長が先月退社しましてね」 私「えっ! Aさんですか?」 社長「そうです」 私「まさかAさんが辞めるとは・・・」 Aさんはその会社でトップ営業マン。 性格も明るく研修の雰囲気をいつもよくしてくれた人だ。 他の人が辞めることがあってもAさんだけは辞めないと思っていた。 社長はその理由を教えてくれた。 社長「彼は何でもできるタイプでしょ」 私「はい」 社長「だから部下が出来なかったり、思うように動かないのが許せないんですよ」 私「そうでしたか」 社長「そのあたりが理解できれば完璧だったのですけどね」 Aさんは自分で契約を取ってくるのは大得意。 ただ、部下をマネージメントするのは苦手だった。 というものAさんは天才肌。 フラッとオーナーのお客様のうちに訪問し、かるく紹介をもらってくるような人。 そういった事が部下にもできると思っていたのだ。 よく名プレイヤー名監督にならず、と言われる。 必ずしもそうではないが・・・ Aさんは才能があり過ぎて部下の教育に失敗した。 そして行き詰まり会社を去ったのだ。 できる店長は “自分は出来ても部下にはできない” という事を熟知している。 決して 《なんで雑談が出来ないんだ?》 《こんな報告書すぐに出来るだろう》 《なぜお客様に電話も出来ない!》 などと思ったりしない。 自分が新人の頃、できなかった時のことを思い出し丁寧に指導している。 上司から 「なぜこんな事もできないんだ!」 と詰め寄られれば部下は苦しい。 余計動けなくなり、ますます結果は出なくなる。 出来なかった時を思い出し、1つ1つ丁寧に指導して上げて下さい。

 

シンプルに考えれば迷いの霧は消える

このブログを書き始めたのは2004年。 一度2006年に閉鎖して切り替えたが、すでに10年は続けてきた。 このことを人に話すと 「よくそんなに続きますね」 と驚かれる。 私自身は毎日のことなので生活の一部になっている。 だから特別な事をしている感じは全くない。 また人から 「よくもまあネタが続きますね」 と言われることも。 ブログを初めて2,3年は 《ネタがかぶらないように》 と気にしながら書いていた。 しかし、更新回数が1,000回以上になってくるとさすがにきつい。 一時期は書くのに時間がかかることもあったのだ。 ある時から私はブログに関して 《悩んでいる営業マンに何らかのヒントになればいい》 と考えるようになった。 このようなスタンスであればネタが多少かぶっても問題ない。 ブログを読んで 《そうか、そう考えればいいんだな》 と元気づけられればそれでいい。 その瞬間からブログの手が止まることがなくなった。 お役立ち情報も 《こんなのでいいのか》 などと考えすぎるとネタが増えて行かない。 もっと気楽に考え 《これから家を建てる人の少しでもヒントになればいい》 というスタンスでいいのだ。 シンプルに考えることで迷いの霧は消えるもの。 難しく考えるのはやめてシンプルに行動しましょう。

 

逆切れするクレーマーになってはならない

昨日のブログで 「100人が100人満足する事などない」 と言った話をした。 こちらが良かれと思っていても、ある人にはそうでない時もある。 ごく少数のクレーマー的な人のために、今まで感謝されていたサービスを停止することなどないのだ。 クレーマーを気にしない事以上に大切な事がある。 それは “自分がクレーマーになってはならない” ということ。 スマホの買い替えでお店に行った時のこと。 ある高齢者が20歳ちょっとの若い女性の店員に文句を言っていた。 どうやら書類の書き方が間違っていて、書き直すように言われていたようだ。 それに対して高齢者は 「そんな話聞いたことがない! 責任者を出せ!」 と怒鳴っていた。 そもそも必要だから書き直しを言ってきているのであって、高齢者に嫌がらせをしようと思っているわけではない。 はたから見ていても気の毒だった。 その高齢者から見れば店員の女の子は孫のようなもの。 クレームをつける前に 《この店員さんがうちの孫だったら》 と考えればまずそんな言い方はしないだろう。 私自身も店員の態度にムカッとくることもある。 そんな時は 《この店員がうちの学生だったら》 もしくは 《身内や近しい人だったら》 と考えるようにしている。 そう考えるとだいたいのことは許せるのだ。 よっぽどのことであれば文句をいう事も必要だ。 そんな時でも 《この人はもしも身内だったら》 と考えて優しく言ってあげて欲しい。 くれぐれも逆切れするクレーマーになってはなりません。

 

100人が100人満足する事などない

会員さんからの相談で 「お役立ち情報を送っていたら”こんなもの送ってくるな”と言われたのですが」 と言ったような質問を頂く事がある。 営業レターのベテランの方ならまだしも。 始めたての人にはダメージが残るだろう。 こういったケースに私は 「よかったじゃないですか。付き合ってはならないお客様をカットすることができたのですから」 と答える。 お客様立ち情報は過去のお客様の失敗例であり、これから家を建てる人にとっては非常に役立つもの。 にもかかわらず 「こんなものいらない」 言ってくるお客様と付き合ってはならない。 もし間違ってこんな人と付きあったら大変な事になるのだ。 私自身も何度か 「もう送ってこなくていい」 言われたこともあれば、メールで 「二度と郵送してこないでください」 とメッセージを頂いたことがある。 この時は一瞬落ち込むが、気にすることはなかった。 また現場の挨拶回りをした時のこと。 私はいつもより広い範囲で近所をまわっていた。 ほとんどの人が 「わざわざすみませんね」 とねぎらってくれた中、ある人は 「そんなことでいちいち言ってこないでください!」 と怒鳴り飛ばされたこともあった。 この時は一瞬ひるんだが、すぐに 《まあ、こういった人もいるだろう》 と気持ちを切り替えた。 100人が100人満足する事などない。 どんなに素晴らしい事でも数人は 「こんなことしやがって」 とクレームをつけてくる。 そう言った人はすぐにお別れした方がいい。 理不尽なクレームを付けられた時は 《付き合ってはならないお客様と判断できてよかった》 と考えて次のお客様に親切にしてください。

 

熱く語って冷めて聞く人

飲み会でのこと。 私はある若い営業マンと隣になった。 彼はいろいろとビジョンがあり熱く語ってくる。 《若者にしては珍しくやる気のあるタイプだなぁ》 と感心していた。 しかし、話せば話すほど 《なんか心地悪い・・・》 という感じがしてくる。 そのワケはしばらくわからなかったが、そのうち理由がハッキリと分かった。 その理由は “自分の話は熱く語るが私の話は受け流す” ということ。 私が話の流れで 「そうそう、そう言えばこういった事がありましてね」 と関連あることを話した時も 「そうですか・・・」 とのってこない。 表情を見ればいかにも 《早く次の話をしたいんだけど》 と言わんばかりだった。 若くてエネルギーが溢れても魅力は感じなかったのだ。 以前、保険の営業マンとお会いした時のこと。 その営業マンは “なぜ保険営業マンになったのか” という事を力説した。 時には感極まって言葉に詰まる時も。 それ様子を見て 《すごい決意で営業をしているんだな》 と感動した。 しかし、この人も人の話は聞かない。 私の話に対しては、そっけなく 「はい」 と答えるだけだった。 この営業マンとも話せば話すほど心地悪い感じがしたのだ。 熱く語るのはいいこと。 それ以上に相手の話を熱く聞くことが大切。 熱く語って冷めて聞くと、より一層相手は嫌な気持ちになるものです。

 

パワースポットではなく元気になる人に会う

久しぶりに知人とお会いした時のこと。 知人は以前より元気に、そして若くなっているように感じた。 私は思わずこう聞いた。 私「何か顔のツヤもよくて元気そうなのですが、何かされているのですか?」 知人「いえいえ、何もしていませんよ」 私「そうですか、運動でも始めたのだと感じましたが」 知人「そうそう、最近ひとつ変えたことがありましてね」 私「何でしょうか?」 知人「パワースポットめぐりをやめたのです」 そう聞いてますます分からなくなった。 普通、パワースポットに行った方が元気になる気がする。 私はさらにこう質問した。 私「どういう事でしょうか?」 知人「パワースポットじゃなくて、パワーをもらえる人に会う事にしましてね」 私「パワーをもらえる人ですか?」 知人「そうです。菊原さんのまわりにもいませんか?」 私「そうですね。何人かいます」 以前、知人は時間をかけて遠くまでパワースポットめぐりをしていたという。 それよりもパワーをもらえる人と会った方が効果的だというのだ。 確かにその気持ちはわかる。 私にも数人 《○○さんに会うと元気になるなぁ》 と感じる人がいる。 その時は軽い悩みなど吹っ飛び、元気になるのだ。 仕事上でもプライベートでも関係なく “会うと元気になるパワースポットのような人” を作っておく。 その方が遠くのパワースポットに行くより効果的なのだ。 私自身も毎日元気にすごし 「菊原さんに会うと元気になれます」 といった存在になりたいものです。

 

失敗をしてもチャンスをもらえる人、そうでない人

昨日のブログでは 「Aさんが大失態を許された理由」 というお話をした。 普段からいい事貯金をしていれば、いざという時に許してもらえるもの。 こういった時に備えておく必要がある。 これは仕事でも言えること。 誰だってミスはする。 時には 《これは致命的なミスだ》 という大失敗をしてしまうもある。 新刊でも”失敗を活かす”という話をしてきた。 ただ、次にチャンスがもらえないとなると活かしにくくなるのだ。 あなたの会社にも ミスしてもまたすぐにチャンスがもらえる人と そうでない人がいないだろうか? ミスしてもチャンスがもらえる人はやはりいい事貯金をしている。 ・周りの人を手伝う ・スタッフに差し入れをする ・上司からの仕事は期限前に提出する などなど。 こういった事を普段から積み重ねることで 「まあ、今回のことは忘れて次頑張れ」 となるのだ。 過去のブログや本で “関連会社のお客様を落とした” という話をしたことがある。 関連のお客様は普通にしていれば契約になるもの。 それを私の怠慢で他社にとられてしまった。 その様子を見て所長は 「菊原じゃダメだな」 と判断してしばらく関連紹介の話は私にまわってこなかった。 そう言えばある先輩は 《この紹介のお客様は間違いないだろう》 というお客様を落としたことがある。 誰が見ても大失態だった。 しかし、先輩はそれからすぐにまた紹介話を上からもらったのだ。 この時は 《なんで先輩ばかりえこひいきされやがって》 とイラッと来ていた。 今から考えれば当たり前のこと。 先輩は普段からいい事貯金を積み上げ、私は何もしていなかったのだから。 失敗をしてもチャンスをもらえる。 そんな人になりたいものですね。

 

Aさんが大失態を許された理由

ある集まりでのこと。 知人Aさんが時間になっても来ない。 《いつもは早いのにどうしたのかな?》 と思って電話すると 「あれ?今日でしたか? すっかり来週と勘違いしていました」 という。 しかも、遠くで研修をしている為、参加できない。 コースを予約しておいたのでキャンセルも出来なかった。 知人Aは何度も謝り、電話を切った。 突然のキャンセル。 これほど人に迷惑をかけることはない。 その時もみんなで料理を分け、支払いもみんなで割って支払った。 普通はこう言った事をすれば、 《あの人を誘うのはもうやめよう》 となるだろう。 しかし、集まったメンバーは 「今回は仕方がないですね。また今度何かおごってもらいましょう」 と寛大な対応をしたのだ。 その理由は何だろうか? それはAさんが普段からの貯金があるから。 貯金とは ・いつも時間より早く来る ・みんなの本を紹介してくれる ・どんな小さな約束でも必ず守る などなど。 こういった事が積み重なり、失態を犯しても 「今回は大目にみましょう」 という事になった。 誰だって失敗をして人に迷惑をかけることがある。 そんな時に許してもらえるのは普段の行い。 普段から意識していい事の貯金をしておくようにしましょう。

 

結果を出す人とそうでない人の大きな違い

展示場を持っていない会社の社長さんとお会いした時のこと。 展示場は持っていないが確実に実績を伸ばしている。 お客様の集めるポイントをヒアリングした。 私「どのようにして新規のお客様を取得しているのですか?」 社長「どれっという訳ではありませんが、いろいろ試してますよ」 私「たとえばどんな事でしょうか?」 社長「そうですね。お客様に現場を借りて周りをポスティングしたり、あっそうそう、最近はタウンメールというのを利用していましてね」 私「タウンメールですか?」 社長「ええ、地域をして郵便局に配送してもらえるサービスです」 私「そう言えば他の方からも聞いたことがあります」 社長「これは結構効果がありますよ」 私「なるほど、そのほかはどうでしょうか?」 社長「そうですねぇ・・・」 その後もいろいろとヒアリングしたが、これと言った事はしていなかった。 ただその社長さんから感じだのは “とにかくどんな事でも試しみる” といったスタンス。 色眼鏡で見ず、貪欲に実行しているのだ。 一方、そうでない人もいる。 この話をある別の社長にアドバイスしたことがある。 私が 「ポスティングにプラスしてタウンメールを利用するといいですよ」 とアドバイスすると、すぐに 「そんなものをポストに放り込んでもゴミにされるだけですよ」 とあしらった。 確かに、ただ郵便局の人にポスティングしてもらっても効果は薄いだろう。 しかし、内容を工夫することでいくらでも結果を出すことができる。 やる前から 「こんな事やっても意味がない」 と諦めたのでは決して結果は出せないのだ。 結果を出している人は当たり前の事、ちょっとピークが過ぎたような事でも 《工夫すればまだまだ使えるぞ》 と考えて実行する。 結果が出ない人はやる前から 《今さらこんな事をやっても意味がない》 と見切ってしまうのだ。 ぜひ前者のような行動を取って欲しいと願います。

 

苦手な先輩に好意を持った”一言”とは

営業所で働いていた先輩のこと。 その先輩は基本的にネガティブ。 人が喜んでいるところへ 「まあ、そうやって調子に乗って地獄に落ちた奴がたくさんいるから気を付けろよ」 などと言ってくる。 一理あるが 《このタイミングで言わなくてもなぁ〜》 と思う事もよくあった。 というとこもあり皆からも煙たがられる存在に。 私もみんなと同様、好きではなかった。 その先輩は嫌われていることを自覚しているのか? それもと気が付かないのか? 分からないが、ちょくちょく絡んでくる。 そのたびに 《うっとうしいなぁ〜》 と思っていた。 そんなある日のこと。 連休明けの金曜日に先輩が少し早目に出社していた。 私と二人きり。 仕事始めからテンションを下げたくない。 《できる限り関わらないように》 と距離を取って過ごしていた。 そこへ近づいてきてこう言った。 「オレは家族に相手にされてないから、週明け皆に会えるのが楽しみなんだよ」 その言葉を聞いた時 《やはり家族にも相手にされてなかったのか・・・》 と思いながらも、なんだか少しだけ好感を持ったのだ。 それからというもの、その先輩の行為が全く気にならなくなった。 素行が改善されたわけではないが、イラッとこなくなった。 嫌われている人、うっとうしい人がいるかもしれない。 その人たちも捉え方を変えるだけで気にならなくなるものです。

 

《よく見るなぁ》という事があなたの今の興味

以前、車を替えようと思っていた時のこと。 その時は”ハリアー”か”ヴァンガード”がいいなと思っていた。 そう思ってから 《最近、やけにハリアーが増えなたぁ》 と思うようになった。 もちろん急にハリアーが増えたわけではない。 私が意識したことで目に付くようになっただけ。 こういった経験をしたことがないだろうか? 興味を持った瞬間に様々な情報が飛び込んでくるもの。 友人と会った時のこと。 私は何気なくこういった。 私「最近、健康ものだとかアンチエイジングのテレビとか本が増えたよね」 友人「そう?」 私「そうだよ。最近しょっちゅうやっているじゃない」 友人「前から変わらないと思うが」 という友人は 「最近、プロレスが盛り上がってきている」 と言い出す。 それこそ全く見たことがない事だった。 という事は私は “健康””アンチエイジング” に興味を持っていることになる。 そして友人は ”プロレス” にハマっているのだ。 《最近、よく見るなぁ》 と思う事はないだろうか? それがあなたの今一番ハマっていることかもしれません。

 

“明日から”ではなく “今この瞬間”から

最近は営業レター以外の研修依頼も増えている。 時間術や社内営業など。 こういった事も営業活動では売ること以上に大切になってくることもある。 このタイプの研修では知識より “いかに行動できるか” が重要になってくる。 そのためにアクションプランを作成してもらっている。 アクションプランの項目の1つに 「ではいつから始めますか?」 という質問がある。 その質問に対して “今からします!” と回答した人は実行率が極めて高くなる。 しかし、それ以外の人はまず実行できない。 たとえ “明日からします” と書いた人でさえ、実行率はかなり低い。 “来週から” もしくは “来月から” などと書いた人で実行した人を見たことがないのだ。 話しは変わるが、パーティーに参加すると独立志向の人会う事も多い。 独立志向の人も2種類のタイプに分かれる。 独立の時期を質問すると 「そうですねぇ、○○ができるようになったらですね」 と答える人がいる。 こういった人が独立することは非常に珍しい。 そのことができたとしてもまた 「今度は△△を達成したら」 と別の言い訳をする。 一方、本当に実行する人は 「時間が出来たら」 だとか 「○○ができるようになったら」 とは言わない。 言い訳せずやるべきことをシッカリと実行しているのだ。 明日からではなく今この瞬間からできる事をスタートしてください。

 

行き詰まる人と行き詰まらない人の差

研修をさせて頂いている社長さんとお昼を食べていた時のこと。 こんな話をしてくれた。 社長「行き詰まる人と行き詰まらない人の差ってなんだと思いますか?」 私「う〜ん、やはり性格でしょうか」 社長「もちろん性格もありますが、その差は相談できる人がいるかどうかなんですよ」 私「なるほど、○○社長もいるのですか?」 社長「ええ、困った時に相談する相手が2人ほどいます」 その社長さんはそれまでは 「一人で考え込むタイプだったんです」 という。 しかし、相談できる相手が出来てから気持ち的にすごく楽になったというのだ。 私の会員さんや個人コンサルをさせてもらっている人からも相談を頂く。 解決策が見つからず 「待ってみたらどうでしょうか?」 と言った返信に対しても、 「分かりました!そうしてみます」 と安心してもらえることが多い。 今私もいろいろな分野で相談できる人がいる。 「考え方で困ったらAさんに」 「税金関係で困ったことがあったらBさんに」 などなど。 1人で悩んでいたこともメール一本で安心することがほとんどだ。 営業活動で行き詰まった時、相談できる人をつくっておく。 なにも営業コンサルタントに相談しなくてもいい。 気の合う仲間、昔からの友人でもいいだろう。 1人で悩むのではなく、人に相談する。 相談するだけでも間違いなく気持ちは楽になります。

 

営業レターの結果が出る理由とは?

少し前に”リーダーズ”という二夜連続のドラマが放送された。 これはトヨタ自動車の創業の話。 元トヨタの社員としては興味深く見させていただいた。 当時自動車をつくることは相当難しい事だった。 しかし、社長は相当な時間と労力をつぎ込み達成した。 久々に見ごたえのあるドラマだと感じた。 ほとんどの人はすぐに手に入る結果を求める。 “一瞬で3センチウエストが細くなる” “これさえすればすぐに結果が出る” “楽々・・・” などなど。 しかし、こういった事は結果が継続しないもの。 一方、結果が時間のかかるものには取り組もうとしない。 ほとんどの人は 《手っ取り早く結果が出る方法は無いものか》 と他の方法を探すだろう。 営業レターの結果が出る理由は 他の営業マンが 《このお客様が家を建てるのは相当先だな》 と見切ったお客様に対して長期間フォローするから。 私自身も長い間 《一瞬でお客様の心をつかみ、その場で契約の約束が取れないかなぁ》 などと考えていた。 実際それに近い事をやってのける営業マンもいた。 しかし、私は最後までそんな営業マンにはなれなかった。 《自分にはそこまでのセンスは無い》 そう悟った瞬間、長期間お客様をフォローできるようになった。 結果、想像より時間はかからずに結果が出たのだ。 手っ取り早くではなく時間をかけてじっくり結果を出すと考える。 実際はその方が早く結果が出るものです。

 

ここだけは譲れないポイントを持つ

先月、ゴルフに行った時のこと。 スタートから調子は良くなかったが、3ホール目くらいに大たたきをした。 それも2ホール続けて。 私はどちらかというと波がないタイプ。 一緒にプレイしている人からも 「今日はどうしたんですか?」 などと心配されていた。 その人はどういうワケがまったくうまくいかない。 そのうちに知人が 「ボールをもっと左に置いた方がいいですよ」 だとか 「もっと腰を回した方がいいです」 とアドバイスしてくれた。 もちろんアドバイスは聞いたが、私にはどんなに人から言われても変えないポイントがある。 そこだけはしっかりと守り、そのアドバイスを取り入れた。 その後は少しずつ良くなり、なんとかゴルフになったのだ。 人の意見をすべて聞き入れる。 これは危険なこと。 私の友人は人からのアドバイスを聞き過ぎで自分を失い、ゴルフのスコアがめちゃくちゃになってしまった。 もちろん人からのアドバイスは重要なのだが、 “このポイントだけは譲れない” というものだけはしっかりと持っていた方がいい。 これは営業活動にも言えること。 トップ営業マンからのアドバイス。 また本を読んで 《確かにこうした方がいいな》 と思う事があるだろう。 それをそっくりそのまま取り入れる前に 《この部分だけは変えたくない》 という事だけはシッカリ守ってください。

 

苦言を言ってくる人ほどありがたい

あなたの周りに嫌な事を指摘してくる人がいないだろうか? こういった人は1人くらいいるものだ。 私が独立して本を出した時、ほとんど友人は 「お前凄いな。やると思っていたよ」 とあたたかい言葉をかけてくれた。 しかし、ある友人は 「本を出したのはいいけど、仕事だって不安定なんだろ? すぐに行き詰るんじゃない」 と言ってきた。 この時は 《ホント、嫌な事を言う奴だなぁ》 と思った。 営業マン時代のこと。 後輩は私の接客を見て 「菊原さんは接客の時に想像以上にオドオドしてるんですね。あれじゃ無理ですよ」 と言ってきた。 その時は 《なにを偉そうに、お前だってダメ営業だろ》 とはらわたが煮えくり返るほど頭にきた。 しかし、どうだろう? この二人の意見はしっかりと的を射ている。 本を1冊出しただけではすぐに行き詰まるし、接客もオドオドしていたのでは上手くはいかない。 こういった嫌われるようなことを言う人の存在に対して 《ありがたい》 と感謝しなくてはならない。 大抵の人は 《この人の○○の部分はイマイチだな》 と思いながらも 「まあ、菊原さんは感覚のいい人ですからそのうち何とかなりますよ」 と耳触りのいい事だけを言う。 わざわざ人から嫌われることを言う必要などないから。 苦言を言ってくる人ほどありがたいと思う。 そうした方が精神的にもいいし、そこからすごいヒントを得られることもあるのです。

 

好成績を持続するためのポイント

昨日のブログで 「余裕がない時こそ周りの人に優しくする」 と言った話をした。 ダメ営業マンほど忙しくなるとテンパり、周りが見えなくなる。 それで結果が出ればまだいいのだが、結果はそれほどではない。 まわりから 「散々騒いだわりにはこれかよ!」 と陰口をたたかれることになる。 たとえ結果が出たとしても決して長続きしない。 私の尊敬している先輩はいつもたくさんのアポイントを入っていた。 土曜日に3件、日曜日に4件。 このくらいはザラ。 にもかかわらず涼しい顔でサクサク準備していた。 しかも、私たちに 「今日中にイベントの準備をしておいた方がいいぞ」 などとアドバイスまでしてくれる。 もちろん、周りをイラッとさせるような行動はとらない。 後輩が質問しても丁寧に答えてくれたのだ。 私自身がトップ営業マンになった時のこと。 忙しい時は30分前出社をしていた。 そして午前中だけは集中して作業をしていた。 その時はあまり余裕がある対応が出来なかったかもしれない。 しかし、ランチや午後は時間的に余裕ができる。 皆の手伝いもしたし、相談にものった。 一緒に仕事をしているとみんなも私のパターンを知ってくれる。 何かお願い事がある時も 「これは時間がかかりそうだから午後にしよう」 と気をつかってもらった。 営業は独りで出来るものではない。 好成績を続けるためにはスタッフはもちろんのこと、周りの仲間との良好な関係が重要になる。 忙しい時こそ円滑なコミュニケーションを心掛けましょう。

 

余裕がない時こそ周りの人に優しくする

ダメ営業マン時代のこと。 どういうワケが幸運が重なり日曜日に商談のアポが3件はいった事があった。 トップ営業マン時代は当たり前の数だが、ダメ営業マン時代は珍しい事。 私はその準備に追われていた。 いっぺんに図面依頼や提案書を作成すると忙しくなる。 人から何か頼まれても 「悪いけど後にしてくれる」 と余裕のない対応をしていた。 自分でも 《ちょっと感じが悪いかな》 と思いながらも、準備が間に合わないのでは元も子もない。 とにかく仕事を優先させていた。 その後のこと。 私が好まなかった後輩が土曜日1件、日曜日1件のアポイントを取った。 それ自体も面白くないと思っていたのだが、それ以上にカチンときたのは準備しているときに余裕の無さだ。 店長が 「今日中に報告書を出すように」 と言っても 「今あっぷあっぷなので無理っすよ。契約の方が大事でしょ?」 と口答えをする。 またパートさんにも 「オレ忙しいんだよ。見ればわかるだろう?」 と嫌な事を言っていた。 その姿を見て 《なんて醜んだ》 と思ったものだ。 そんな時、フッと我に返った。 《これって俺もやっていることじゃないか!》 その瞬間、自分の振る舞いを死ぬほど恥ずかしくなったのだ。 誰だって忙しい時はある。 そんな時こそ周りに優しく対応する。 忙しいからと言って冷たい対応をしたり、周りの人をイラッとさせてはなりません。

 

結果を出す人は最悪を想定して準備する

知人と野球の話をしていた時のこと。 知人はプロにも入団した人。 一軍での活躍はほとんどできなかったが、コーチやスタッフなどを長く経験している人だ。 その知人がこんな話をしていた。 知人「勝てるピッチャーはマイナス思考なんですよ」 私「えっ!マイナス思考ですか?」 知人「ええ、例えばピンチの時には最悪の状況を想定します」 私「そんなことをしたら打たれるのでは?」 知人「最悪のことを想定してから”だからこの場面ではフォワボールを出してはいけない”と一番やってはいけないことをハッキリさせるのです」 私「そんなものなんですね」 私の印象だと勝てるピッチャーというのはピンチで “ピンチだけど大丈夫だ、オレのストレートを打てるものなら打ってみろ” と強気で投げ込むように思える。 しかし知人は 「そう言うピッチャーが一番打たれるんです」 と言っていた。 プロ野球で長く活躍するのであれば “ピンチの時こそ冷静に分析できる能力” が必要になってくるという。 これは営業でも言えること。 ダメ営業マンはいつもはマイナス思考なのに、肝心な時はプラス思考になる。 私自身がまさにそうだった。 普段は 《ろくな客じゃないよ》 などと思いながら接客する。 しかし、商談が上手いきはじめると安心してしまう。 《間違いなく契約になるぞ》 といい部分しか見えなくなるのだ。 プラスの要素しか見えなければ、いざという時の準備などしない。 そして、最後は 「ごめんなさいね。今回は縁がなかったという事で」 とお断りされる。 上手く行っているときこそ最悪の状況を想定して準備する。 そうした人が長く活躍できるのです。

 

痛い経験から一瞬で立ち直る言葉とは

期待していたお客様にお断りされる。 これほど辛い事はないだろう。 営業をしていれば必ず経験する事だ。 あるお客様と商談していた時のこと。 珍しく話がスムーズに進む。 普段はネックになる間取りの打合せも順調。 さらには知り合いが当社で建てているという追い風も。 《これは間違いなく契約になる》 と確信していた。 しかし、どんな商談も絶対という事は無い。 突然現れたライバルにアッサリ敗戦。 お客様から 「本当に申し訳ございません」 と手土産を頂いた。 手土産を持ってくるお客様はいい人。 それがより一層、後悔の気持ちを増幅させた。 痛い敗戦は長く引きずってしまうもの。 こんな時、いつも言い聞かせる言葉がある。 それは 「今何をできるか考えベストを尽くす」 ということ。 取り逃がした魚は大きいが、いつまでのその魚ことを考えていてもしょうがない。 次にすべきことを考えしっかり実行するしかないのだ。 先日、ゴルフで惜しくも優勝を逃した選手が 「今日の結果はとても悔しいですが、次の試合のためにスイングをチェックします」 と力強く言っていた。 この姿を見て 《すぐに結果を出すだろうな》 という感じがした。 誰しも期待通りにならない結果になることもある。 そんな時こそ 《次のためにやるべきことは何なのか》 と考え行動する。 そうできる人はすぐに結果を出すことができるのです。

 

《人それぞれ価値観が違う》と思えばイラッとこない

昨日のブログにて 「人それぞれ考え方もルールも違う」 といった話をした。 ある人が激怒するような事も別の人は何とも思わない。 こういった事もよくある。 これは仕事でも言えること。 皆が皆同じルールや価値観で仕事をしているわけではない。 このブログでも何度かお話ししているが、自分のこと以外は興味のない先輩がいた。 皆でやることになっている朝の展示場掃除もたまにしかない。 また見学会の設営準備やチラシ配りなど、 《この仕事は面倒だな》 と思う仕事は何か理由を付けて必ず逃げていた。 この行為を見るたびに 《なんだよ、俺たちばかりにやらせて》 とイラッとしていたのだ。 そんな時のこと。 見学会の設営をすることになった。 やはりその先輩は 「今日、法務局に行くから俺パスね」 とアッサリ逃げた。 結局、私と後輩二人ですることになった。 私は 「まただよ、あの人は絶対面倒な事はしないよな」 と声を荒らげた。 しかし、後輩は涼しい顔で 「先輩の仕事のスタンスと私たちのスタンスは全く違うんですよ。おそらく先輩は何の悪気もありませんよ」 と言った。 そう言われた瞬間、怒っていること自体がバカバカしくなった。 世の中人が同じ価値観で仕事をしているわけではない。 そう考えると日常の細かい事は全く気にならなくなります。

 

人それぞれ考え方もルールも違う

友人の誘いで飲み屋に行った時のこと。 その友人が絶賛しているお店だ。 最初の注文はすぐに出てきた。 確かにおいしい。 しかし、おかわりの2杯目はなかなか出てこない。 酒飲みにとって2杯目が遅い事ほどイライラすることはない。 とはいえ、友人が絶賛しているお店というもあり 「なにこの店、やる気あるの?」 とは言えない。 奥歯を噛みしめながら怒りを堪えていた。 一方、友人は2杯目がこなくても全くイライラしていない。 私がギリギリのつくり笑顔で 「遅いですね(怒)」 と言っても 「まあ、のんびり待ちましょう」 と全く気にしていなかった。 それからしばらくして追記の注文が登場する。 私はアルコールが切れることを避けるために、その場でまた追加した。 それからは安心して飲んでいたが、突如友人が 「これは許せませんねぇ」 とスイッチが入ったように怒り出した。 理由を聞くと 「この肉は明らかに焼きすぎています」 という。 私にとってはどうでもいいこと。 むしろおいしいと感じた。 友人は店員にクレームをつけ、店長まで呼び出したのだ。 私には理解できない行動だった。 私はおかわりが遅い事でカチンとくるタイプ。 友人は料理の出来にカチンとくるタイプ。 人それぞれ考え方もルールも違うもの。 そう考えると面白いなと思った出来事でした。

 

武勇伝を最小限にして失敗話をする

ダメ営業マン時代のこと。 その時はミーティングも嫌いだったが、それ以上のその上司のことが好きではなかった。 とにかく話がつまらない。 真剣に聞くそぶりは見せていたが、心の中では 《いつまでこのくだらない話が続くのだろう・・・》 とうんざりしていたものだ。 この話をすると会員さんも 「私もですよ!」 と共感してもらえる。 このような思いをしている人も多いだろう。 そんな上司の話でも1つだけ聞ける話があった。 それは”上司の失敗話” ある時、上司は 「だんなが留守のときに上がり込んで商談していたら、突然帰ってきてどやされたんだよ」 というような話をしてくれた。 こういった話の時だけは素直に聞けたのだ。 この心理はお役立ち情報を見るお客様の心理に似ている。 お客様はメリットや商品自慢に飽きている。 しかし、失敗例やクレーム例となると、途端に 《これは見ておかないと》 と思うのだ。 もしあなたに部下や後輩がいるなら “過去の失敗例” を話してあげて欲しい。 部下や後輩もまた、分けの分からない武勇伝を聞きたくないと思っている。 武勇伝を最小限にして過去の失敗話をして欲しい。 そうすることで後輩にも役立つし、いいコミュニケーションにもなります。

 

スランプを最速で抜け出す方法

著者仲間とゴルフをしていた時のこと。 いつもは上手なAさんが突如調子を崩した。 ディーショットはチョロ。 アイアンはひっかけてしまう。 寄せもパターも距離感がおかしくなった。 ゴルフではこういった事はよく起こる事。 しかし、そんなことが2コースも3コースも続くとだいたいキレてしまうものだ。 しかし、Aさんは違った。 どんなに調子が悪くても私たちのプレイを褒めてくれる。 人のことを褒めたり応援したりするといい流れがくるもの。 1つのショットをきっかけに復活し、結局Aさんがダントツのスコアで上がったのだ。 普通はこういった事は出来ない。 私だったら人のことを見ず 「チックショウ!!」 とクラブで地面を叩きつけていただろう。 以前のブログで “応援されるより応援している人の方が元気になる” という話をしたことがある。 これは営業活動でも言えること。 営業もゴルフと同じように突如として調子を崩すことがある。 クレームやキャンセルなど。 何かをきっかけにどん底になることもあるのだ。 そんな時こそ、まわりの営業マンを応援する。 後輩の話が上手くったら 「よかったじゃないか!」 と自分のことように喜び、また他の後輩が落ち込んでいたら 「大丈夫だ!すぐにいいお客様か見つかるから」 と言ってあげる。 これがスランプから抜け出す一番の方法なのだ。 調子が悪い時こそ、周りの人を応援して上げましょう。

 

記念写真と同じように手帳も保管する

このブログの中で何度も 「メモを取り記録に残すことが大切」 という話をした。 どんなに記憶力が良くてもメモしなければほとんど記憶から消えてくい。 いい事を聞いても忘れてしまったのでは意味はない。 また昨日のようにクレームやトラブルを回避できることもある。 人間の記憶ほど曖昧なものはない。 私はいろいろなところにメモをするが、メインは手帳。 手帳を見返すと 《あれ、これってこんな感じだったかな?》 と自分が考え違いをしていること気が付くことがある。 また 《こんな大切な事をやらずに忘れていたのか》 と反省することもあるのだ。 学んだ事、思った事などを記録しておく。 そしてそれを定期的に読み返してほしい。 間違いなく 《こんな重要な事をやっていなかったのか!》 と驚くことになる。 私は過去の手帳を捨てずにすべて保管してある。 時々見返すことがあるのだが、見るたびに 《あぁ、こうやって成長してきたんだな》 と感じるのだ。 またブログのネタに困った時にパラパラとめくるだけで 《そうだ!このネタで行こう》 とヒントが得られる。 記念写真を見るとその時のことを思い出すように、メモを見ると 《この時はこんな事を考えていたんだな》 と思い出すもの。 出来るだけ記録に残し、長く保管するようにしましょう。

 

証拠さえ残っていれば防げるクレームも多い

営業マン時代、何度もメモに救われた時があった。 あるお客様と現場で打合せをしていた時のこと。 お客様がこのように言い出した。 お客様「洗面台は私の方で手配しますが、取り付けは菊原さんの方にやってもらう事になっていましたよね」 私「いいえ、○○さんの方で取り付けもやって頂く事になっていると思いますが」 お客様「そんなはずはありません。取り付け費もサービスでやってくれると約束したじゃないですか!」 私「そういった話にはなっていないと思いますが・・・」 商談中に 「○○の工事をサービスします」 と言った話題が出たことあった。 しかし、洗面台に関して完全にお客様手配になっていたはずだ。 私は会社に戻って資料をひっくり返して確認した。 すると最終図面に 「洗面台は部材、工事共にお客様手配」 とメモが残っていた。 それをお客様にお見せしたところ 「そう言えばそうでしたね」 とご納得頂いた。 もし何も残っていなければトラブルになっただろう。 ダメ営業マン時代の私はよくクレームを起こした。 その中には 《証拠さえ残っていればなぁ〜》 と思う事もたくさんあった。 お客様とのやり取りは必ず書き残しておく。 その資料は引き渡しが終わるまでキチンと保管しておくといい。 こういった事で避けられるクレームもたくさんあるのです。

 

日常でも汚い言葉は使わない

ある営業マンと話をしていた時のこと。 私はその営業マンから商品を購入しようと思っていた。 説明も丁寧で人当たりのいい人。 穏やかで怒らないタイプに見えた。 しかし、上司の話になった途端、人が変わったかのように 「まったく、冗談じゃありません!」 と声を荒らげた。 部下に仕事を丸投げして自分はスマホでゲームをしているという。 確かに頭にくるタイプだ。 そして、テンションがマックスになった時に 「ほんと、テメーでやれって感じっスよ」 と言い放った。 今までのキャラとのギャップに驚くと共に 《この人から購入するのはやめよう》 と思ってしまった。 凄く感じかいいのに突然、汚い言葉を使う人がいる。 ・コイツがさぁ ・キモ!! ・テメーもだよ などなど。 こういった言葉を聞いた瞬間にガッカリする。 つい先日も40代の営業マンが 「これメッチャヤバイでしょ」 と言ってきた。 20代ならまだしも、40代はキツイ。 20代でもダメだが・・・ 汚い言葉、キャラにマッチしない言葉は友達同士や家族でも止めた方がいい。 普段から使っているとお客様の前でも思わず出てしまうもの。 言葉遣いは普段から気を付けましょう。

 

話題の中心になるより場を回せる人を目指す

話しが面白い先輩AさんとBさんがいた。 二人とも明るく話が上手な人。 飲み会では場を大いに盛り上げてくれる人達だった。 先輩Aさんは話し好き。 いろいろなエピソードを持っているうえに、話し方も絶妙。 皆を引き付ける話し方をする。 たいした話でなくとも先輩Aさんが話すと面白く感じる。 一方、先輩BさんはAさんほどではない。 しかし、絶妙なツッコミから笑いを生み出していた。 ある時のこと。 先輩Aさんから仕事で飲み会に参加しない時があった。 飲み会を始める前は 《Aさんがいないんじゃ、今日は盛り上がらないだろう》 と思っていた。 しかし、予想を反してめちゃくちゃ盛り上がった。 その後のこと。 今度は先輩Bさんが仕事で飲み会を欠席した。 その時は話がかみ合わない。 それぞれが好き勝手な話題を話しだしバラバラに。 結果、盛り上がらないことももちろんのこと。 非常にストレスのたまる飲み会になった。 先輩Bさんはサッカーをしていた人。 サッカーでは司令塔のポジションだったという。 まわりを見る能力に長けているせいか、場を回すのが上手い。 心底カッコイイなと思った。 それから私は先輩Bさんを見習うようになった。 話題の中心になるより、場を回せる人になる。 そういった人になれるようにこれからも努力したいと思います。

 

「緊張しないでくださいね」とは言わない

地方のハウスメーカーに研修で呼ばれた時のこと。 私は一番後ろの席で出番を待っていた。 あと5分という時に担当者が 「緊張しないでくださいよ」 と言ってきた。 その時はほとんど緊張していなかった。 もしかしたら私は気難しい顔をしていたかもしれないが。 その言葉を言われたとたんに緊張してきたのだ。 人は禁止されると余計にそうしたくなるもの。 知り合いから 「このことは絶対に話さないでくださいね」 と言われると言いたくて仕方がなくなる。 こういった事を”カリギュラ効果”という。 とにかく人らか 「緊張しないでください」 と言われるのは気持ちのいいものではない。 それからしばらくして他の会社で研修をさせて頂いた。 その時の担当者は 「うちのメンバーはみんな菊原さんのファンですから、リラックスしてくださいね」 と言ってくれた。 その時は少し緊張していた。 その言葉で一気にリラックスできたのだ。 はじめての展示場で緊張しているお客様も少なくない。 緊張気味のお客様に対して 「緊張しないでくださいね」 というのではなく 「リラックスしてご見学下さい」 と言ってあげる。 その方が何倍も緊張を和らげる効果があります。